ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のSFアクション。劇場用のCMが流れていた頃から気にはなっていたんですが、やっと観れました。
大雑把なあらすじ。
近未来のアメリカ。知能と運動神経が高まる反面、寿命が感染後12年になるウイルス『ファージ』。しかも、『ファージ』は感染者の血液に触れるだけで感染してしまうため、感染者は爆発的に増えていくのである。超人間『ファージ』に恐れを抱いた政府は『ファージ』狩りを始め、絶滅寸前まで追い込むが、『ファージ』側も地下組織化し、激しい戦いを続けていた。
そんな中、『ファージ』を全滅させるという兵器の情報を入手した地下組織のメンバー、ヴァイオレット(ミラ)がそのケースを奪取。窮地に追い込まれたとき、自分の死ぬ理由を確かめたかったヴァイオレットはケースを開けてしまう。その中にあったのは、兵器ではなく、人間の子供だった。
まだ人間だった頃、やはり『ファージ』に感染した夫と、妊娠中の子供を政府に殺されたヴァイオレットは、ケースの中の子供シックスを見捨てることが出来ず、唯一の仲間である科学者ガースに助けられながら、あてのない逃亡を続けることになる……。
まあ、キモの部分はシックスの謎なんですが、情報が小出しになっているのと、子役(キャメロン・ブライト)の演技上手いため、案外すんなり観れます。
ただ、観終わった後に身もふたもない疑問があったりもするんですが、ネタバレしてしまうので、秘密w
にしても、ミラ・ジョヴォヴィッチ。【フィフス・エレメント】や、【バイオハザード】でもそうなんですが、何故か普通の人間役がない。そして、大抵ヌードシーンがある(ウルトラヴァイオレットではさすがにアングルで観えないようになってる)。多分、作品のためなら気にならない人なんでしょうね。さすがプロ根性。そういえば、昔、美穂ジュンが必要性があれば脱ぎますとか言ってたけど、こういうことなんでしょうね。
そんなプロ根性豊かなミラ。本当に目ヂカラが強いというか、一種独特な存在感があります。日本で言えば、栗山千明(キルビルの女子高生。この娘も昔、ヌード写真集出してたなあ)。ホラー映画の【死国】がデビュー)という感じ。
そのミラが銃や刀を手に、ダンスするかのようなアクションを観せてくれます。もっとも、思っていたほどはアクションシーンが多くなく、むしろ駆け引きや要素の部分が強いので、爽快で派手なアクションシーンの連続を望んでいる人には物足りないと思います。むしろ、アクションシーンに関して言えば、CMで流れていたのがすべてという感じです。
小ネタとしては、今回の作品の他に、バイオ2でもバイクに乗ってのアクションシーンがありますが、実はバイク苦手だとか。特にウルトラ~では激しいシーンが多いため、デパートの屋上にある動物よろしく、またがって乗ったフリしてます。それを踏まえながら観ると、映画って凄いなって思わされますね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(CM鵜呑みでド派手なアクション映画として観るともの足りないかもしれないけど、予備知識なしで観れば充分に面白いと思う)
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