ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。
終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。
やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。
目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。
シネマトゥデイより。
サイモン・ペグとニック・フロストのいつものやつ
という感じのSFコメディ。
高校卒業時に達成できなかった12軒のパブで1杯ずつ飲んではしごするというチャレンジ。
当時はイケてたゲイリー・キングも、20年経ち、完全に落ちぶれていた。
4人の仲間たちは、それなりの生活を送っていたが、ほぼ無理やりという感じでつきあわされます。
そして、5人で故郷のニュートン・ヘイヴンに着くんですが、20年も経っているので、すっかり街の様子は変わっていました。
それでもパブは残っているようなので、挑戦を強行。
はしご酒からどうやったらSFにシフトするのかと思っていたら、トイレでからんだ青年とトラブルに。
喧嘩をしたら首がもげちゃいました。
もげたと言っても血が噴き出すとかではなく、昔の人形みたいにとれちゃう感じ。
トイレが長いと仲間たちが様子を見に来たため、ゲイリーが説明していると、青年の仲間がやってきて大乱闘。
人形みたいな青年たちが弱いのか、おっさんたちが意外と強いのか、割と圧勝。
でも、トイレはメチャクチャです。
こんな乱闘があっても、店内は誰も気にしている様子がなく、次の店へ。
明らかにおかしい状況なのに、挑戦を続けるとか神経太いですね。
とはいえ、様子がおかしいため、別のパブで会った昔の知り合いに話を聞くと、どうも町は何かに支配されているらしい。
支配されているとは言っても、奴隷みたいな目にあっているわけではなく、共存しているとのこと。
ただ、そう話した住民は指示を受けて、どこかへ行ってしまいます。
普通なら町から出るところですが、ゲイリーは挑戦を続けることにこだわり、追われながらも挑戦を続けることに。
中盤位までは、相手も必死に追いかけてくることもないんですが、たまに思い出したように襲ってくるという展開。
途中、オリヴァーの妹で、過去の挑戦では途中でゲイリーとヤッているサムが加わって、相手と戦ったりも。
そのバトルシーンが昔のカンフー映画みたいなのと、相手の特性をいかした演出が結構面白い。
また、何故か昔の知り合いが若い姿で現れて、明らかに罠なのにのっちゃう展開とかも、くだらなくて良かったですね。
挑戦が終了に近づくにつれ、ゲイリーたちを追う相手の追跡が苛烈に。
見ている間は、挑戦が進むことに何の問題があるのかわかりませんが、そういうことだったのかとわかります。
結局、ある理由で異星人がニュートン・ヘイヴンにいて、事情を説明するんですが、サイモン・ペグとニック・フロストのいつものやつなので、お察しの展開に。
ちなみにこのネットワークと呼ばれる異星人の声、オリジナル音声はビル・ナイです。
バトルシーンを除けば、このネットワークとのやりとりが見どころでした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(なんか見覚えあるなと思ったら、ガイ・シェパードという役で、ピアース・ブロスナンが出てました。)
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