家に届いた箱の中に入っていたもので遊んでいた少年は、謎めいた装置を起動させてしまう。
装置からシグナルが発信され、さまざまな惑星で生物をハンティングしてきた地球外生命体プレデターがやって来る。
地球に到着し狩りを始めて人々を震え上がらせるプレデターに傭兵(ようへい)たちが対抗しようとするが、人知を超越した格闘や殺害のスキル、異種交配を経てきたことで遺伝子レベルであらゆる能力がパワーアップした彼らに苦戦を強いられる。
シネマトゥデイより。
作戦実行中に何かに襲われ、仲間を殺されたクインはヘルメットとガントレットを見つけ、なんとか逃げ出す。
ヘルメットとガントレットを自宅へと送ったクインは、プレデターとの遭遇を隠ぺいしたい政府に捕まってしまう。
一方、プレデターを研究している秘密機関スターゲイザーでは、招致されたケイシー博士の目の前で、クインと遭遇後、捕獲されていたプレデターが覚醒。
装備を起動させていたクインの息子ローリーのもとを目指す。
仲間殺しの罪を着せられ、移送中だったクインは、同じ護送車に乗っていたルーニーズという退役軍人の受刑者グループと協力して、騒ぎに乗じて脱走する。
プレデター、クインとルーニーズに同行するケイシー、スターゲイザー、プレデターを追ってきたアサシンプレデター、4つ巴の争いが始まるといった展開。
勢力と言ってもプレデターたちはそれぞれひとりのようなものですが、
それぞれが目的バラバラなのに争ってる
という不思議な状況。
本当の意味で目的が反してるのは、プレデターとアサシンくらい。
プレデターはある目的のため、装備を持っているローリーを追っかけていて、クインたちはローリーを守るため、ローリーを追っています。
スターゲイザーはプレデターの研究のため、アサシンはプレデターを殺し、ある目的のために動いています。
おかげで関連している【プレデター】、【プレデター2】とは毛色が違っている印象。
どちらかといえば、【プレデターズ】に近いかもしれません。
ちなみにこの作品、【プレデター】、【プレデター2】の出来事はあった世界観なので、ちゃんといた続編だったりします。
また、スターゲイザーの施設にあったものから、【エイリアン VS プレデター】も起きたことであり、それよりもあtの出来事のようです。
一応、【プレデターズ】はシリーズとして前作ではあるんですが、この作品より後の出来事なんだそう。
あくまで個人的な印象ですが、【里見八犬伝】のように姫じゃないけど息子のローリーを守りながら、味方が倒れていきつつも、敵にたどり着く展開はやっぱり熱いと思います。
また、そのイカレた仲間たちルーニーズのベテラン振りもかっこいい。
性格や言動に難があるものの、実力や経験が素晴らしく、もしプレデター並の装備を持たせたら、プレデターに勝ちそうな気がするほど。
過去最強と言ってもいいアサシン相手に戦えているだけでも凄いんですけどね。
最強の生物VS集団戦を描いた作品としては、かなり楽しめた作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ちょっと詰め込み過ぎなので、シリーズ初見だと理解が追いつかないかも。)
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