世界崩壊の危機が到来。
政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。
命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。
シネマトゥデイより。
アメコミのDCコミックの悪役(ヴィラン)たちを主役に据えた映画。
すごく単純に書くと、毒をもって毒を制すで、メタヒューマン対策に犯罪者を使えばいいというバカ理論で作られた特殊部隊。
それを考案した政府の高官が魔女の女神の制御に失敗。
人質になっちゃったから助けに来いという見事なまでのマッチポンプ展開。
ぶっちゃけた話、見せ場と見せ場をつなぐためにストーリーがあるようなものなので、ストーリー主体な作品が好きな人には超駄作。
逆にヴィランたちのアクションシーンが見られればいい人にはおすすめな作品。
海外ではかなり否定的な意見が多かったようですが、この辺り、日本のマンガ原作の実写映画に対する反応に近いような気がします。
あと、日本だと戦隊ものとか、魔法少女もので小さい頃に触れているので受け入れやすいというのがあるのかも。
子供の頃にそういう作品に触れてこなかった大人が見たら、陳腐に見えるのかもしれません。
また、この作品に登場するハーレイ・クイーンというキャラは、本当に良いキャラをしています。
【バットマン】に出てくるヴィランのジョーカーの恋人で、元々穏やかな女医だったのが、完全にサイコパスです。
20代半ばから後半くらいだと思うんですが、ツインテールに派手なTシャツ、木製バットというイカレた恰好なのに、すごくかわいい。
公開前、着替えるシーンがエロティックだと騒がれてましたが、実はこのハーレイ・クイーンを演じたマーゴット・ロビー、別の作品で脱いでます。
【ウルフ・オブ・ウォ-ルストリート】でおしげもなく、オッパイをさらけ出してるんですよね。
さすがに本作ではさらけ出してないですが、それでも主役のはずのデッドショットや、フラッグ大佐よりも存在感を示しています。
というより、見終わってよく考えると、ヴィラによるアクション映画ではなく、フラッグ大佐の恋人を救う話でもなく、
ハーレイ・クイーンとジョーカーのラブストーリー
だった気がします。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(すべてはハーレイ・クイーンにつきます)
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