ハワイへ飛行中の政府チャーター機が、嵐の太平洋上で消息を絶つ。
そのジャンボ機には、米軍が開発した戦闘用ロボット“ショック・ウェーブ”のプロトタイプが2台、極秘で積まれていた。
通常の爆弾では破壊不可能な、コバルト合金製のボディ。
最新火器を搭載し、人工知能で動くこのロボットは世界の軍事バランスを一変させるハイテク兵器だった。
そのロボットが自我に目覚めた時、人類に対して無差別殺戮を開始した…。
「Oricon」データベースより。
軍が作った殺りく兵器が暴走して、主人公たちに襲い掛かるので、なんとかするという
アメリカB級映画のいつものやつ。
B級映画にもB級映画の面白さってあると思うんですが、特に見どころという感じはなし。
ちなみに・なしの【ショックウェーブ】という作品とは別物です。
そんなわけで、今回はネタバレありです。
オープニングで軍人と研究者みたいのがいい感じだったので、全員死ぬのが予想外だったから期待したんですけどね。
てっきり研究者らしい女性はいきなり死ぬとは思いませんでした。
ちなみに殺りくロボットのフォルムは、こういう作品には珍しく、ほぼジャケット通りでした。
武装はアームと射出するカッター、ビームくらいで、学習するAI搭載とはいえ、こんなんで軍事バランス崩れるなんて疑問です。
ところ変わって飛行機の中。
オープニングのロボットを回収して輸送中、起動してしまい、飛行機の中で殺りくを始めます。
どうやって回収したのか謎でたまりません。
止める方法がないとか言ってた割に、博士っぽいおっさんが停止装置をとりに行くと言って、当たり前のように倒されるというコントを見るハメに。
政府のチャーター機なのに、普通に乗ってる一般人みたいな連中はなんなんですかね?
結局、回収して運んでいた殺戮ロボット2体は飛行機もろとも無人島に落下。
その無人島にローク達強盗の3人と逃亡を助けたパイロットのジャック、軍の任務を受けたタニ―達精鋭5人と博士っぽいおっさんの娘スーザンがそれぞれ到着。
ロークたちは精鋭部隊と遭遇し、合流するんですが、殺りくロボットに襲われ、強盗のひとりが死亡。
精鋭たちも殺りくロボットと戦うんですが、任務でやってきてるのにロボットの性能を聞いてないような戦い振り。
通常兵器が効かないのに、何故かアサルトライフルを乱射するばかり。
頼みの綱で、ロボットの回路をショートさせることが出来る銃を撃ちまくるも、効果のある場所に当たらない。
案の定、その頼みの綱も破壊され、精鋭のはずの兵士も3人死亡で手詰まりに。
飛行機内同様全滅かと思ったら、何故かロボットは無視して去っていきます。
ロークと仲間のティファニー、ジャック、合流した精鋭部隊の生き残りふたりとスーザンで、ヘリを探すために殺りくロボットを負うことに。
その途中でロークがやられ、ヘリを見つけた際にティファニー死亡。
あるものを目撃したティファニーがやられるんですが、完全にスーザンのせいという疫病神振りでした。
ここまででバリアーは攻撃時に解除されるので、攻撃の瞬間ならあるパーツを壊せばいいことがわかります。
残り1体になったどさくさで誰も突っ込みませんが、情報小出しにし過ぎで仲間が死んでいるんじゃないでしょうか。
通常兵器で倒す方法がわかったところで囮作戦発動。
精鋭ふたりが囮になるから、狙撃が得意そうなジャックが撃つことになるんですが、囮がジャックとロボットの射線上にいないといけないのに気を引くのに夢中。
ここでまた精鋭が死に、残りはジャックと精鋭の隊長、スーザンのみ。
精鋭からミッションを成功させないと、ロボットもろともミサイルで島ごと焼かれるので、最後の作戦に出るという展開。
もう全編ツッコミを入れるくらいしか書くことがないです。
あえて最後まで書かないのは、結末ぐらいは見る人用にとっておこうかと。
ケーブルテレビかネットレンタルくらいしか見る方法なさそうですけどね。
オススメ度(10段階)……★★
(B級映画マニアとか、昭和のSF好きなら好きかもしれない。)
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