【猿の惑星: 新世紀(ライジング)】


自らが生み出したウイルスによって、人類の90パーセントが死滅した2020年代の地球。

サンフランシスコでは、かろうじて生存している人類と驚異的な遺伝子進化を遂げた猿たちのコミュニティーがゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。

人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、猿たちと対話すべきだとする者、再び人類が地球を支配するべきだとする者たちが、それぞれの考えに従って動き出す。

一方、猿たちを率いるシーザー(アンディ・サーキス)は、人類と接触しようとせずに文明を構築していた。

シネマトゥデイより。

リブート版【猿の惑星】の3作目で、【猿の惑星: 創世記(ジェネシス)】の続編。

前作で逃亡した猿たちは山の中にコミュニティを作り、たった10年で人口を10%にまで減らしてしまった人間たちは、なんとか都市単位での生活を余儀なくされています。

猿のボスであるシーザーには支配地域の拡大のような野望はないようで、ゴールデンゲートブリッジを間に挟んで生活をしている人間たちも山に行くことがなかったため、争いが起こることはなかったという状況。

ただ、人間側には切実な問題があり、このままでは資源が尽きてしまう為、ダムにある発電機を動かす必要があり、そのために山へと足を踏み入れてしまいます。

そこで猿と遭遇してしまった男が発砲してしまい、猿たちに追い払われます。

しかし、どうしても電気は必要なので、マルコムは人間の言葉がわかるシーザーに頼み込み、銃を持ち込まないことを条件にダムにある発電機の修理を許してもらいます。

ですが、再び猿を撃った馬鹿が銃を持ち込んでいるのがわかり、険悪な状況に。本当に

こういう馬鹿な奴は、余計なことをします

よね。

その後もなんだかんだ言いながらも人間を許してしまうシーザーと、マルコムはお互いに誠実さを感じているのか、なんとか共存を目指して話し合います。

しかし、シーザーの側近であるコバは実験動物として、人間に虐待されていたため、何かにつけては人間を倒そうと進言してくるし、人間側の都市にいるリーダーのドレイファスも猿に脅威を感じているようで、猿たちとは相容れない様子。

特にコバは人間に甘いシーザーに不満を持っていて、シーザーをボスと立てながらも、権力を手に入れようとしている節が見受けられます。

結局、猿と人間が戦うことになるんですが、もうそこからはメチャクチャ。破壊するだけで何かが生まれるということはなさそうです。

猿たちは仲間同士で殺し合う人間たちを愚かだと思っているんですが、銃を持ち、人間たちと戦う猿たちは、愚かだと思っていた人間と変わりがありません。

むしろ、文明を持ってしまったことで、愚かになっていくという矛盾さえ感じます。

SF作品はどうしてもCG等の技術面に目が行きがちですが、社会の縮図を描いていて、考えさせられる良い作品じゃないでしょうか。

オリジナルシリーズとは違った良さがあると思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(シーザーの胸を張るシーンが、どうしてもオードリーの春日に見えます。)

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