【パラドクス】

とあるビルへと飛び込んだ犯罪を犯した兄弟と彼らを追う刑事。

非常階段で1階へと下りたはずの彼らの前に、なぜか最上階である9階が現れ、何度も1階へ下りても同じ現象が発生することに、三人は混乱をきたしていく。

一方、どこまでも続く一本道を車で走っていた家族は、いつの間にか元の道に戻っていることに気付く。

それぞれが謎のループを繰り返す空間から抜け出そうとする状況で、刑事に足を撃たれたカルロス(ウンベルト・ブスト)は生命の危機にさらされ、一家の長女カミーラは持病の発作を起こしてしまう。

シネマトゥデイより。

厳密には3組ですが、基本的に2組のシチュエーションで進む1シチュエーションスリラー。予告編にも出てくる新郎と花嫁は最初と最後にちょっと出てくる程度なので。

1シチュエーションとは言っても、それぞれが別の場所で、すごい狭い空間ではないので、見ている分には1シチュエーションという印象は受けないと思います。

いわゆるループもので、出られない空間に閉じ込められているだけだと思っていると、クライマックスの種明かしで驚くことになるでしょう。

まあ、その種明かしに納得いかない人もいるとは思いますが。

なにしろ、希望がないんですよね。

種明かしを聞いて、納得するんですが、その後に映像で流れる真相をよく見ていると、納得した内容はなんだったんだろうと思ってしまいます。

多分、種明かしをした人物もそうであって欲しいという解釈を述べていたんだろうなと。

時間が流れていって人間がおかしくなっていく様を

淡々と映した作品が平気なら、この作品は本当に面白い

作品だと思います。

逆にそういう作品が好きじゃない人には序盤から中盤が苦痛過ぎて、見るのをやめるか、早送りしてしまいそうです。

実際、同じ作品内でシチュエーションが違うとはいえ、同じような状況を描く意味がわからないので、つまらなく感じるでしょうし。

タイトルの【パラドクス】は、日本だとパラドックス表記で、矛盾とかジレンマの意味なんですが、本当に作品自体をいろんな意味で表してました。

好みにもよりますが、隠れた名作と言えそうです。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(もうちょっとわかりやすければ★10でもいいんですけどね。)

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