【日本以外全部沈没】


【日本沈没】ではありません。日本『以外全部』沈没です。原作は本家の【日本沈没】がヒットしたお祝いとして、小松左京さんと飲んでいた筒井康隆さんがパロディ化したもの。しかも、パロディにも関わらず、74年のSF文学賞の星雲賞では、本家の日本沈没が長編賞、日本以外全部沈没が短編賞を受賞していたりします。

2011年、原因不明の天変地異により、アメリカ大陸が1週間で沈没、続いて中国、ユーラシア大陸と、日本以外の大陸や島々が沈んでいく。住むべき土地がなくなった各国の人々は次々と日本に逃げ延びてくるが、人口の増加に伴い、食料は足りなくなり、物価も高騰、各国の通貨は紙くず同然になっていった。

すると、必然的に外国人による犯罪が増えていったため、その対策として日本政府はGAT(外人アタックチーム)を結成。外国人たちを国外追放していった。

やがて、日本人は特権意識を持つようになり、徐々に外国人を人間扱いしなくなっていく。徐々に狂っていく日本。このままどうなってしまうのか。

大丈夫なのか? この映画という感じでした。ブラックジョークなので、面白いと言えば面白いんですが、在日の外国人が観たら、かなり不快感を覚えるような内容です。アメリカ大統領はすごく馬鹿っぽいし、中国と韓国の首相は異常なまでの太鼓持ちだし。日本人は比較的そういうジョークを流せますが、外国の人たちはそうそう流せないことも多いと思うんですけどね。正直、戦前生まれのセンスだよなあって感じでした。

ただ、村野武範や藤岡弘、寺田農なんかも出ているので中々あなどれません。イジリー岡田やつぶやきしろーもいますが、デイブ・スペクターが日本で成功した外国人として紹介されていたのがいい感じです。

あと、この映画の見どころはいろんな有名人のそっくりさんなんですが、猪木のそっくりさんに春一番くらいのレベルなのが滑稽で、逆に面白い気がします。この辺、賛否分かれるしれませんが。

基本的に暇なときに見る映画。

オススメ度(10段階)……★★★
(自分が面白いと思っても勧められるかは別)


↑予告編

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