ハッブル宇宙望遠鏡が、円盤の大編隊を確認! 慌てたデイル大統領は、スタッフを召集。友好的だと判明すると、ネバダ州の砂漠でついに火星人と対面することに。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る人々。だが火星人はレーザー兵器で人々を虐殺し始めた!
allcinema ONLINEより。
奇才過ぎる男ティム・バートンのSFコメディ。というか、SF映画として観たら
意味がわからない
作品。意味を見出せる人がいたら、その人は松本人志の【頭頭】にすら意味を見出すに違いありません。
いろんな事がハチャメチャ過ぎて、何を書いてもネタバレになりそうです。
そもそも友好的という言葉がどういう技術で翻訳されたのかもわからず、対面自体が友好的だったのかも謎。
火星人たちが突然キレて攻撃し出すのも意味不明。変に鳥を嫌っているところから、どうやら鳩を飛ばしたのが攻撃と思ったようですが、その後の敵対行為もメチャクチャですからね。
【007】を演じたピアース・ブロスナンすら雑な扱いで、マイケル・J・フォックスなんて「あ、あいつか」という感じ。
他にもジャック・ニコルソンやトム・ジョーンズ、サラ・ジェシカ・パーカー、ナタリー・ポートマン、ジャック・ブラックとか無駄に豪華。
なぜ無駄にかと言うと、火星人たちがあまりにもキモカワで、行動がファンキー過ぎて、誰も印象に残りません。さすが奇才です。いや、鬼才かもしれません。
正直、この作品はキャスト以外の前知識なしで観ていただきたい。逆にキャストは誰が出ているかチェックしてからでないと、誰でもいい気分になるので気付かないかも。
ラストはあまりにもシュール過ぎて、まだ【宇宙戦争】の方が共感はしやすいかも。
でも、シュールコメディとしては秀逸な作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(【アタック・オブ・キラートマト】と通じるものがあります)
《関連リンク》
コメント
私は意外と気に入ってますね
一番好きなとこは地球の救世主となる人物が何と言うかバカバカしすぎるところですかね
まあ意味はわかりません、いやほんと
でもふと見返したくなるそんな魅力も持っている作品ではないかと
>ジョージさん
コメントありがとうございます。
「マクロスか!」とツッコミを入れたくなり
ますね。というか、この作品はSFではなく、
コメディに陳列すべきおバカ映画だと思って
ます。
たまに観ると笑い転げます。