ロボットとの共存が当たり前となった近未来で、ロボット工学の第一人者ラニング博士が(ジェームズ・クロムウェル)が殺害されるという不可解な事件が起こり、シカゴ市警のデル(ウィル・スミス)は謎の究明に乗り出す。
シネマトゥデイより。
アイザック・アシモフの小説を原作にした作品なだけに、精密な印象を受けるSF作品。
【ブレードランナー】や【12モンキーズ】のような泥臭い未来とは対称的にクリーンなイメージの世界観。
こういった作品は大抵が独善的な価値観が暴走して、社会が主人公を追い込んでいき、主人公はレジスタンス化していくというのが定番。
でも、この作品はまるっきり逆で、主人公は警察という本来なら体制側の立場だし、敵となるはずの殺人犯もロボットが容疑者として捕まっている。
そもそも人間に危害を加えられないようにプログラミングされているはずのロボットが博士を殺せるはずがない。
また、ロボットはプログラミングされた言動しか出来ない以上、自分の考えを加味したり、嘘をついたりなど出来ないはず。
そういった様々な矛盾をはらんでいる事件にもかかわらず、観終わった時には思わず納得出来てしまう。
かと言って小難しい話というよりは、アクション要素の方が多いので、比較的一般受けしそうな作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(内容以上に一般受けしそうな感じからオススメ度は高めになってます)
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