天才クリエイター、キャッスル(マイケル・C・ホール)が開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”では、生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げていた。無実の罪で投獄され、スレイヤーの戦士となったケーブル(ジェラルド・バトラー)は、30回勝ち抜けば釈放という条件にあと1回と迫り、世界中の注目を集めていたが……。
シネマトゥデイより。
大々的にプッシュされてた割に、あまりレビューを見かけない作品。
設定は面白いし、序盤の戦闘シーンはなかなかにキャッチィ。
でも、ふとある疑問に突き当たります。ゲームで操られるのは殺人犯だけでなく、金で雇われた一般市民や軽犯罪者も。
もちろん、金で雇われただけの人間は、『セカンドライフ』のように日常を演じるだけ。ほとんどオッパイ出すだけな感じでしたが。
本当になんだか知りませんが、ちょくちょくオッパイ出すシーンが差し込まれてます。もしかしたら、
バブルなイメージ
だったのかも。なんか貧困なイメージですが。
ちなみに犯罪者はスレイヤーのみの参加。ただし、殺人犯は30回で釈放、軽犯罪者は1回らしい。
とはいっても、作品中の会話によると、軽犯罪者は戦闘に参加出来ないようなので、運よく殺されなければの話。どう考えても普通に刑期を送る方が安全です。
肝心の操る方法はといえば、操られる側にナノマシンを埋め込んで、それにより操ります。
ここまで描かれて、疑問に思うことがありませんか?
結局、それが作品の根っこの部分のネタバレになるので書きませんが、観ている側が疑問に思わないと思ってるであろうスタッフに衝撃です。
正直、【バトルランナー】や【デスレース】のようなアクション主体の作品だと思っていただけに、ガッカリさせられます。
B級映画として観ればアリですが、メジャー作品と思って観てしまうと、ハードルが上がってしまうので、低評価になるかも。
オススメ度(10段階)……★★★
(SFって設定ばかりこだわった作品多いから、好きな人は好きかもしれない)
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