【クロニクル】

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超能力を手にした、高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)、マット(アレックス・ラッセル)、スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)は、自分たちの姿をビデオで記録することに。超能力を使い、他人がかんでいるガムを口から取り出したり、女子のスカートをめくったり、空中でアメフトをしたりと、退屈だった毎日を刺激的なものに変える三人。そんなある日、クラクションを鳴らして後方からあおってきた車を、アンドリューが超能力でスリップさせる。それを機に、彼は超能力を乱用するようになり……。

シネマトゥデイより。

よくあるティーンズ超能力もので、ストーリーもどこかで観たことあるような展開。何人かの超能力者が学校にいて、派閥争いで幼馴染同士がやり合うなんていうのも少なくないですよね。

また、いじめられっ子が力を手に入れて大暴れというのもありがち。

そして、最近ではPOVでの撮影も全然珍しくない。というより、なんで撮ってんの? っていう方が多いくらい。

そんなありがちなSF映画です。ただ、ひとつひとつは本当にありがちなんですが、それが

組み合わさると意外に面白い。

正直、SF映画のおすすめを紹介するサイトで推してはみたものの、平均点より上くらいいってればいいかもしれないとか思ってました。

名作かと言われれば、そこまでではないですし、主人公がカメラにこだわる部分の説得力が薄いですが、組み合わせの勝利という気がします。

動画サイトにPOV映像がアップするという宣伝方法も効果が強かったんでしょうね。

内容的には性格の悪い魔太郎と、松岡修造と、政治家を目指している良い黒人の3人が、パーティーの夜に穴の中に入ったら超能力を身につけてしまい、魔太郎が力に溺れていくという話。

普通はこういった作品って主人公が善人で、仲間が力に溺れていくという展開が一般的ですが、完全に逆です。

一時は松岡修造と黒人に励まされ、自信を持った魔太郎ですが、根が卑屈なのである失敗から「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」とネガティブな方向に進んでいきます。

松岡修造は正義感というか、常識人なんですが、能力を持っていることがばれず、犯罪にならなければ割と放任。

逆に黒人は悪ふざけは意外と受け入れるものの、優しくて、すごく親身になってくれます。

ふたりから離れていこうとする魔太郎に対して熱く説得する黒人に悲劇が襲い、魔太郎のクズさ加減はどんどん加速していきます。

やっぱり、ネガティブなクズに持て余す力を与えてはいけないということでしょう。

力を手に入れて、はしゃぐ3人の姿を思い出すと可哀想で仕方ありません。

もっとも、感想で魔太郎とか、松岡修造と書かれる方がよっぽど可哀想なわけですが。

でも、本当に平凡となってしまったものをここまで飽きが来ない作品にした監督は凄いんじゃないでしょうか。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(映画業界の人たちにはかなり良い評判みたいです。)

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5件のコメント

    1. 素材自体は平凡なんですが、うまく料理されてるなあって感じで、面白いですよ。

  1. ずっと気になっています!!いいバランスのB級感が楽しみです♪松岡修造www楽しみすぎます(笑)

    1. メジャーなはずなのに、なぜかマイナーみたいな不思議な存在感です。
      欧米人特有の謎の熱さが面白いキャラクターになってます。

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