【バブルへGO!】

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【私をスキーに連れてって】とか、【彼女が水着に着替えたら】とか作ったホイチョイプロダクションの作品。この人たちの作品は、30代以上の人たちにとってはなつかしいネタが多いので、「あった、あった」とか、「いた、いた」ってところで笑えます。この【バブルへGO!】は、それを全面的に打ち出しています。

ざっとあらすじ。同棲してた男に借金を押し付けられ、唯一の身寄りであった母を亡くした田中真弓のもとに、下川路と名乗る男が訪れる。彼は母、真理子の友人で、真理子が偶然タイムマシンを発明した事、日本は800兆を越える借金があり、破綻しそうな事。真理子は死んでおらず、バブル崩壊を防ぐため、1990年に跳び、バブルがはじけた原因である総量規制の行政指導の発表を阻止に行き、連絡が取れなくなったことを告げる。

真弓は一度断るものの、母親を助けに行くことを決意し、ドラム型洗濯機の姿をしたタイムマシンに乗る。

1990年の日本は現代のような暗い雰囲気ではなく、タクシーを万札でつかまえたり、ファッションもきらびやか、まさに繁栄という感じで、真弓にとっては夢の国のようであった。

しかし、たった17年とは言え、生活は様変わりしていて、携帯電話は当然圏外、途方にくれた真弓はその時代の下川路に助けを求めるが、当時の下川路は何人もの女をくどくような軽薄な大蔵省の官僚だった。

こんな状況で、真弓は母・真理子を助けることができるのか?

本当に懐かしいです。BGMとか、当時流行った歌が使われてたり、信号とか、車とかどうしようもないものもありますが、雰囲気にこだわっていて、ところどころに出てる芸能人も「あの人はいま」な感じの人がチョコチョコ。しかも、その人たちすら無名時代なので、真弓役の広末涼子がアドバイスしていくのがシュールです。

また、下川路役の阿部寛が相変わらず変な役です。いろんな人に殴られるては、「効くねえ~」とか言いながら、全然効いてる風じゃないタフさ加減とか、トリックの上田を彷彿とさせます。

ただ、これはあくまでもネタ映画なので、大筋ですら適当な部分多いです。例えば、ストーリーの根っこである総量規制の行政指導の発表ですが、劇中は発表を阻止すればバブルが崩壊しないように語られていますが、総量規制だけ阻止してもバブルは崩壊してしまうんですよね、残念ながら。もっとも、ここまで加速しないので、いまのような酷い状況にはなってなかったかもしれませんね。

個人的な疑問としては、母親役の薬師丸ひろ子は色んな家電を改造して研究をしているのですが、タイムマシンの出口も同じ洗濯機なので、17年間同じ洗濯機を使って実験していたことに。田中真理子はいったい何のために水流に関する調査をしていたのやら。

あ、ちなみに実際にドラム式洗濯機は中に入って洗うと、十中八九死ぬと思います。昔、海外の警察ドラマで乾燥機に入って遊んでいて死んでしまう話があったけど。

でも、まあそんな矛盾点を吹き飛ばすほどの

くだらなさとなつかしさ

がこの映画にはあると思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(細かいネタがツボにハマりますが、当時を知らないと何が面白いかわからないと思う)

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