人類の危機的状況を何度も打破してきたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、平和維持システムとしての人工知能“ウルトロン”を誕生させる。
人類を脅威から守るために完成させたウルトロンであったが、平和を脅かす唯一の存在は人類だと結論付け、抹消しようとする。
シネマトゥデイより。
マーベルのアメコミ原作の映画シリーズとして主力のひとつとなっている【アベンジャーズ】の続編。ただ、【マーベル・シネマティック・ユニバース】としてナンバリングされている作品は、クロスオーバーが激しいため、他の作品に出ているヒーローやヴィランが多々登場します。
ちなみに他の作品で死んでいるのに生きていたり、このシリーズで死んでいるのに他のシリーズでは生きているとか普通にあったり、設定や人間関係の変更はざら。
困惑することもあると思いますが、
パラレルなので、気にするだけ無駄
です。
そう考えたら、キャラクターさえなんとなく知っていれば、1本の映画としては楽しめるんじゃないでしょうか。
多分、マーベルを始めとしたアメコミのスーパーヒーローが好きな人や、俳優陣が好きな人にはおすすめ。
ただ、やってることは毎回同じなので、そういう予定調和的なテンプレストーリーが好きじゃない人は、物足りないと思ってしまうかもしれません。
せめて、新しいキャラクターとか、新しい必殺技とかあれば、特撮好き全般にもウケそうだと思うんですけどね。
アメリカのヒーローものって日本の特撮と違い、それぞれのヒーローが強いだけで、協力するとは言っても協力技があるわけでもないし。
そのせいなのか、絆を感じるのがラブストーリーか、宿敵との因縁になってしまうんですよね。
今回は敵として、人工知能である『ウルトロン』が登場しているし、味方も増えてはいるんですが、いまひとつパッとしません。
騒動の発端も突き詰めていくと、最終的に自業自得の一言に尽きてしまうので、スッキリしない気もするし。
今後につながるキャラクターもいるので、X-MENを含め、今後、マーベル作品を見るかもしれないと思ったら、見ておいた方が良い映画だと思います。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(映像が凄いのに、そう感じさせないことがかえって作品自体の凄さを表していると思う。)
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