人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。
シネマトゥデイより。
マーベルコミックの様々な作品の主役級のヒーローが集う【アベンジャーズ】ですが、マーベルコミック自体、クロスオーバーと言って、いろんな作品にいろんなヒーローが当たり前に出てくるので、原作コミック好きには普通なことかもしれません。
正直、たまたまこのメンバーだっただけで、もしかしたら他のヒーローだったかもしれませんからね。ちなみに【X-MEN】にも出てくるウルヴァリンとか、ハルクと戦ったことありますし。
もっとも、アニメ版では『アベンジャーズ』たちの子供たちの世代までシリーズ化されている人気作なので、このメンバーで正解だったのかもしれません。
現実的には権利の問題で、実写映画化は困難なんでしょうけどね。
そんな『アヴェンジャーズ』のメンバーは、【アイアンマン】のアイアンマン、【キャプテン・アメリカ】のキャプテン・アメリカ、【マイティ・ソー】のソーというビッグ3に加え、ホークアイとブラック・ウィドウ、【ハルク】のハルクで構成。
実際にはもっとメンバーがいて、ヘンリーやワスプというキャラクターが創設メンバーなんですけどね。あ、【X-MEN】のマグニートーの娘とかまでいます。
こういうお祭り的スターシステムの作品は、得てして無難に作られていたり、単に派手なだけになりがちですが、元々のコミックがスターシステムのようなものなので、本当にうまくまとまっています。
今回の敵はソーの兄であるロキがワームホールからやってきて、『四次元キューブ』の力を手に入れて、世界に君臨しようとするというもの。
しかも、ロキは人を操ることが出来るため、ホークアイたちを洗脳。あっさり『四次元キューブ』を手に入れたりします。
その上、このホークアイ。ブラック・ウィドウともども、
何の特殊能力も持っていない
人間なのに、ヒーローたちと遜色のない活躍をするんだから、とんでもない人物。
よくゲームとかで普段解説役の仲間なのに、敵として現われたら異常に強いキャラクターとかいますが、まさにそんな感じです。
ヒーローたちはヒーローたちで、それぞれが主役級のため、我が強く、争ってばかり。それがある出来事から一つにまとまり、戦うという展開が熱い。
やってることは子供向けの特撮と変わらないはずなんですが、なんでこうも熱くなれるんでしょうね。
それぞれのヒーローの映画を観てからの方が楽しめますが、この作品だけ観ても充分に楽しめると思います。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(吹き替えの酷評振りが凄いですが、こんなものな気がします)
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