ザックとランディとケイラは、様々な映像やインタビューを撮り、動画投稿サイトへアップし楽しんでいた。
だが、ある日街に違和感を覚える…そして、ケイラの家族に会った時その違和感は確信へと変わる。
街にいる人達は気がつかない内に、外見は変わらないのだが、確実に言動・仕草が異なる “別の存在”に替わっていたのだった―
そして、彼らは虫型の“寄生体”が体を這い口の中から入っていき、その直後人間が変形してしまうところを目撃してしまう。
寄生されていない人間達は、生き残りをかけ異常事態を外に発信し助けを求める。しかし、この地上には何人の人間が残っているかわからない。。。
公式より。
何かが人間とすり替わっていくSFスリラー。
ストーリーは、いまどきの若者らしく、動画の投稿を楽しむザックとランディ。
女性を噛んだという何かを追いかけると、住民たちが回収するのを見て、警察に通報する。、
しかし、噛まれたはずの女性の様子はまるで変わっていて、噛まれたはずの傷もなくなっています。
というか、噛まれたと言ってたことを問いただされて、場所も言ってないのにモモを見せる時点でアウトなんじゃ?
何かを回収していた人物のもとにいくも、証拠もないので門前払い。
結局、信じてもらえないまま、周囲の人たちの様子がおかしくなっていきます。
女友達のケイラも親がおかしいと言っていて、調べていくと、謎の生物は噛むことで相手の姿をコピーでき、その姿で相手に触れると相手の記憶を奪うことができることが判明。
そうやって町の人々は徐々にその何かと入れ替わっていて、入れ替わられた人は殺されているらしい。
警官のもとへ逃げ込んだザック、ランディ、ケイラに、警官は自分のコピーを返り討ちにしたことを告げ、信じてくれるように。
しかし、そこにゾンビのように住民のコピーたちが大挙して迫ってきます。
犠牲を出しながらも、動画をアップして助けを求めることにしたザックたち。
ケイラの弟のジョーイを助けつつ、逃げ回るという展開。
日本の
子供向け特撮ですらよくあるストーリー
なので、驚きはありません。
コピーした後に相手の記憶を奪わないといけないのが珍しいくらい。
噛みつくのがカマドウマみたいな虫なのに、ちょくちょく見せられる黒いケセランパサランみたいな映像がなんなのかよくわかりません。
ゾンビ映画でたまにある同じような動きをしていると何故か襲われないというのは苦笑い。
もっとも、コピーが積極的に襲うのはオリジナルだけっぽいので、ターゲット以外はどうでもいいのかもしれませんが。
オチが希望なのか、絶望なのか、判断がわかれるところでもありますし。
オーソドックスな話ではあるので、面白いとは言わないけど、つまらなくもない作品でした。
コピーが仲間に何かを伝えるときに口だけ変形するのはちょっと面白い。
オススメ度(10段階)……★★★★
(個人的に後味が悪いと感じたため。)
コメント