世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーのベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。
ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。
その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。
シネマトゥデイより。
一時期話題になった見ている人間を騙すタイプのサスペンス。あらかじめ書いておくと、あんまり下調べせずに見た方が絶対面白いです。
特に完全ネタバレは見ない方がいいです。あくまでオチで衝撃を受けるタイプなので。
ストーリーは、【ユージュアル・サスペクツ】のように取り調べ中の回想のような形で進みます。
当然、【ユージュアル・サスペクツ】を見たことがある人は、そういうオチを予想すると思うし、騙されると知っている人たちは疑心暗鬼になっていると思います。
それでもほぼ間違いなく、
あなたは騙される
でしょう。そう書くと、とんでも系と思われるかもしれませんが、ちゃんと最後まで見れば、なるほどねという感じ。
作品中に似たようなセリフがありますが、人は自分が望んだ真実を見たがるというのは本当だなと思い知らされるでしょう。
もっとも、最後の方はややこしいので、人によってはどういうことかわからずに混乱するかもしれませんが。
とりあえず、ハッカー集団有能過ぎ。
見ている人たちには地味に見えますが、やってることを考えるととんでもないレベルのことしてます。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★★
(作品の出来や表現方法は好みがわかれると思いますが、1回だけ見る分には本当におすすめ。)
ピエロがお前を嘲笑う(字幕版)※Amazonビデオへのリンク
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