【劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル】

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霊能力者“カミハエーリ”が統治する万練村では、その後継者を決める大会が行われようとしていた。貧乏なマジシャン、山田奈緒子(仲間由紀恵)は、霊能力者に成り済まして大会に参加し、村の財宝をネコババしようと画策するが、バカげた風習を辞めさせるために招かれた物理学者の上田次郎(阿部寛)とはち合わせてしまう。

シネマトゥデイより。

個人的に面白いんですが、これを初見で映画館に見に行った人は果たして面白いのかと疑問に思う作品。

堤監督の作品、特に最近の作品の傾向として、作品そのもの以外の小ネタが多く、元ネタがわからないと意味がわからないというものが多いです。

万練村だけにマンネリなネタも多く、【TRICK】シリーズの定番ネタである貧乳ネタやカツラネタはともかく、文字ネタやセリフネタは見逃しや聞き逃しでわからなそう。

そういう意味ではDVDの方が視聴に向いている作品だと思います。もっとも、それを踏まえても幅広い知識がないと、

わからないネタ多過ぎ

ますけどね。なんとかほとんどわかりましたが。

佐藤健が出てるからって、【仮面ライダー電王】を見ているわけではないし、松平健を知っていても暴れん坊将軍を知っているわけじゃない。【キーハンター】なんてマニアックな気がします。

逆にテレビを見ていても、地域色の強いジャスコネタとか、しまむらネタとかピンとこないでしょうしね。そもそもジャスコってもうないし。

ストーリー自体は、なんとなく劇場版第1作と第2作を合わせて焼き直したような印象で、【金田一耕助】シリーズのように真相を知ると切なくなるような展開……のはずなんですが、松平健演じる鈴木が悪い奴過ぎて同情出来ない。

しかも、今回はあちこちに死体が放置されているまま、話が進んでいるのが個人的に引っ掛かり、違和感を感じてしまったので、一般的な評価をしづらい。

いくつかのトリックについては、死体が回収されていたらバレているはずなのがいけないんでしょうけどね。

ただ、他の人たちのレビューで書かれている中学生でも考えつくトリックでガッカリというのは、ちょっと違うんじゃないかなとも。

【TRICK】のシリーズって、結局のところ、霊能力とか、超能力とか言われるものが実はトリックで行われているというのを解き明かす作品だと思うんですよね。

また、基本的に手品や奇術と呼ばれるようなトリックって、タネを明かせば小学生や中学生でも思いつくものがほとんど。ただ、それを気づかせないのが技術というだけで。

この作品のトリックにしても、種明かしされれば中学生でも考えつくと思われるんでしょうが、結果だけ見せられた段階では普通の人にはわからないはず。

手品や奇術のタネを知っている人たちには予想がつきますが、それって選択問題で選択肢が減らせるかどうかというのに似てるんじゃないかと。

クイズで4択を出されて、違うのがわかれば、3択なり、2択になりますが、答が当たったからと言って、問題が簡単だと文句は言わないと思うんですよね。

まあ、小ネタが多過ぎるのと、本作はやむを得ずやった感がないのが敗因な気がします。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(シリーズを観た人は補完すべき作品)

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