【ソウ ザ・ファイナル】


ジグソウ(トビン・ベル)の発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)のもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。

シネマトゥデイより。

ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを認知させた【ソウ】シリーズのファイナル。

トビン・ベルとの契約が7作目までという話が昔ありましたが、本当は【ソウ8】まで撮る予定でした。ただ、【ソウ6】がヒットしなかったため、結局統合されちゃってます。

今回の主なストーリーは、ゲームの生還者と偽って、体験記を出版した男ボビーのゲーム、ジグソウことジョン・クレイマーの妻ジルへの復讐を狙うホフマン、ホフマンの正体を知り、追う刑事ギブソンがの3つがメイン。

シリーズを追うにつれ、やたらと残虐さだけが目立っていった作品でしたが、どうやらジョンと後継者たちではゲームに対するというか、生命に対する考え方に差があるように感じます。

実際、アマンダはジョンに救済方法の困難さをたしなめられていたし、ホフマンのゲームにいたっては救う気などなく、希望を与えることで絶望感を増しているだけのよう。

ジョンも自分が追われた際、無実の刑事を殺してはいますが、ゲームそのものは絶望的とはいえ、苦痛を伴えば助かるという条件でした。

ですが、ホフマンの場合、その『苦痛』そのものが死んでしまうであろうものだったり、根本的に救いがなく、必ず誰かが死んでしまうゲームがほとんど。

もっとも変わったと思うのが【ソウ3】以降の自分では何も出来ないゲームが増えたこと。

今回で言えば、序盤の『トライアングルチェーンソー』は男2人が示し合わせたら、頂点の女性は何も出来ないし、リンキン・パークのチェスター・ベニントンが演じたエヴァンが参加させられた修理工場のゲームもエヴァン以外は何も出来ない。

中でも酷いのはボビーが参加しているゲームの一つで女弁護士のもの。これに関してはホフマンではなく、ジョン考案のようですが、ボビーがバーを持ち上げないと、弁護士の目と口にパイプが刺さるというもの。ちなみに支えると、ボビーのわき腹に杭みたいなのが刺さります。

過去作でも思いましたが、見捨てた場合のペナルティがない場合、苦痛をともなってまで助けないという選択があると思うんですよね。

正直、その状況で助かったことで何かを得るかと言われたら疑問。普通に考えて相手に託すしかない側は、相手をなじるだろうから、助かったとしてもありがとうとか抱き合えるとは思えないし。

また、前回ヘッドギアで殺されかけたホフマンは、ジルに復讐するために警察を相手に大虐殺。

お前はメタルギアソリッドのスネークか!

とツッコミを入れたくなるくらいの潜入&暗殺能力。その場にいないのに警官たちをマシンガントラップで全滅させます。まるでエスパーです。

すっかり【DEATH NOTE】のキラ真っ青のこんなこともあろうかと振り。

オチは大体の方の想像の範囲だとは思いますが、いままでの伏線を回収しつつ、2作目以降ゴードンが登場しなかった意味までわかり、個人的には満足しています。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(誰もが納得いくわけではないと思う原点回帰)

blogram投票ボタンにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

《関連リンク》

2件のコメント

  1. ら氏 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    ソウは確か3まで見た記憶が…
    ファイナルとかはえーよ!
    内容忘れたのでまた1から見直さねばですな。
    あとで借りてくるよ!モリモリ見るよ!(^ω^)v

  2. enta_mattari より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ら氏さん
    小太りの白人はすべて同じに見える件。
    ジャック・ブラック除くw
    3、4辺りは本当に混乱する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です