老朽化したバスルームで目覚めた2人の男、ゴードン(ケアリー・エルウェズ)とアダム(リー・ワネル)。
足には鎖、2人の間には自殺死体。
部屋にはいくつかアイテムがあり、その中から2人は自分たちがおかれている状況を把握しようとするが……。
シネマトゥデイより。
ソリッドシチュエーションスリラーは以前からありましたが、ジャンルとして定着化させたのはこの作品と言っても過言ではない作品。
セットにしても極端な話をすれば、お互いが手の届かない大きさの部屋と3人の俳優だけいればいいので、演劇ですら可能というシンプルさ。
もちろん、映画なので回想シーンや、外部で起きていることも映像化されているため、そこまでシンプルではないですけどね。
個人的には犯人が読めてしまったので後はそれがあっているのかを検証するような観方になってしまいましたが、普通に観ている分には絶対に犯人に確信が持てない状況が続きます。
現在では続編が作られたことでジグソウの正体がわかってしまっていますが、シリーズを観ていない人にとってはかなりの衝撃の結末だと思います。
もしかしたらジグソウが誰なのかを知っていても、本作のストーリーを知らなければ、わからないかも。
また、世間的にはジグソウは生命を無下にするようなことを責めているキャラクターだと思われていますが、
実は1作目にして何も悪いことをしていない刑事を殺していたりします。
追われた際の逃走中の出来事ですが、生命の大事さを唱えながら致死性の高いトラップをしかけるというのは矛盾してないのかと思うんですけどね。
まあ、シリーズ通しても数少ないゲームに関係ないところで死んでしまう人物ですけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(★10でもいいくらい)
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