【ブラック・ハッカー】

人気女優(サーシャ・グレイ)とひと時を過ごすことができるという企画に当選したニック(イライジャ・ウッド)。

しかし、マネージャーを名乗る男に女優が体調を崩したということでキャンセルされ、代わりに隠し撮りしている彼女の部屋のライブ映像をパソコンで閲覧できるようにしようと提案される。

言われるがまま女優のプライベートライブ映像を見たニックは、やがて思いも寄らぬ事態に陥り……。

シネマトゥデイより。

イライジャ・ウッドがハッカーに脅迫され、人気女優を脅迫している犯人に仕立て上げられるストーリー。

結論から言えば、日本では話題にならなかった割に意外と面白い。

ただ、ところどころ、よくわからない部分も。ストーリーとは深くは関係ない部分なので、見ていて気にもならないと思いますけどね。

ストーリーは人気女優のジルとインタビューを兼ねたディナーを待っていたニックに、ディナーが中止になった代わりにプライベート映像を見せようという提案がされるところから始まります。

しかし、通話の相手の言葉使いは徐々に乱暴になっていき、ニックを脅迫して、命令してくるように。

ニックは段々引き返せない状況に追い込まれ、コードと名乗る通話相手の言いなりになるんですが、トリオップスと名乗る3人組のハッカーが絡んで来てややこしい事になります。

トリオップスはニックをネバダというハッカーと思い込んで、ニックに協力をするんですが、何かの作戦行動中だと思っている様子。

このトリオップスがパリを拠点にしているようなんですが、会話がなんかアメリカにいるかのような印象を受けるんですよね。

特に警察のサーバーに潜入したというくだりや、コードを追跡する際のやりとりを見ていると、パリにいるとは思えず、混乱してしまいます。

パリにいるのに、警察をやたらと気にするんですよね。ネバダには負けてもナンバー2だという自信があると言っているので、国外だったらそこまで気にしないだろうと。

ここが前述のよくわからない部分です。思わず、舞台がヨーロッパだったっけてなっちゃうんですよね。

また、トリオップスのリーダーらしき男はネバダを信奉し過ぎていて、ちょっと気持ち悪かったです。彼の言動が展開を左右したりもするので。

そんな状況の中、コードの手先となって、犯行を代理させられるニックですが、突然キレてジルを拉致したコードを追跡し始める辺りからが面白い。

正直、そこまでは

オッパイも見せたし、適当に濁せばいいだろ

っていうタイプの映画だと思ってたんですが、コロコロ変わる状況や展開が楽しめます。

ちょっと真相がトンデモなのと、ラストがあっさりとしているので絶賛はしませんが、見て損はない作品だと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(パソコンの画面を表示している演出がちょっと見づらいかも)

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