保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練り上げていた。
それは、ラスベガスの3大カジノの現金がすべて集まる巨大金庫から、厳重な警戒とセキュリティシステムを破って現金を盗み出すというもの。その額なんと1億6000万ドル!
オーシャンは旧友のラスティに話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストのスカウトを始める。
やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生した。
こうして11人のプロによる、ミスの許されない秒刻みの史上最大の強奪作戦が始まった……。
allcinema ONLINEより。
豪華なスターの競演と、ハリウッド映画なのに派手な銃撃戦もないクライムサスペンス。
昨今の作品ほどギリギリの駆け引きがあったり、実行中のトラブルがないものの、怪盗もののような爽快さがあって面白い。
ただ、タイトルでもわかる通り、総勢11人の泥棒という通常の作品よりもはるかに多いグループなので、やる事のない人たちが出てくるんですよね。
この辺の問題は、最近で言えば【エクスペンダブルズ3】でも見られたとことではあるんですが。
実際に泥棒をしようと思ったら、確かに見えない部分を担当する人たちが必要だと思うんですが、映画だとさすがに間延びしてると感じます。
割と重要な役でソール・ブルームという詐欺師が出てくるんですが、あんまりにも簡単にやり過ごしてしまうので、ハラハラしないし。
それぞれがプロフェッショナルで、自分の役割に関してワンポイント使用で成功していくので、俺TUEE系の厨二病な人たちなら大喜びしそうな仕様です。
でも、やっぱりこういう作品が好きな人はギリギリの駆け引きが好きだと思うので、
11人は多過ぎだろう
という印象。
元々、この作品はリメイクなんですが、オリジナルは5つの場所を同時に襲うという作品なので、11人必要だったそう。
それを1ヶ所に集めれば、人手が余るのは当然だと思います。
普通に面白い作品ですし、金を盗み出す方法が当時としては斬新で面白いので、ハラハラを求めない人にはおすすめの映画です。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(他人の活躍シーンでは本当に何もしないという意味でもプロフェッショナル。)
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