監禁した少女たちを、性奴隷に再教育する“学校”が崩壊して1年。
生き残った有川は、校長の娘で生徒番号“66番”の千晶を使い、“学校”を再建する計画を進めていた。
それは優秀な女教師を拉致し、学校の望む“教育者”に洗脳しようというものだった。
ターゲットは、高校教師の沢村美津子。
千晶は誘拐した美津子を監禁し、あらゆる辱めを与え、とことん追いつめてゆく。
そしてついに美津子の理性は完全崩壊、人格改造は成功したかに見えたが…。
シネマトゥデイより。
ちゃっかり生き残っている有川がオーディション学校の再建に協力。というか、完全に黒幕化。
教育側の人出が足りないから、女教師捕まえてきて洗脳しようということに。
なんか発想が中国系の犯罪組織のような思考です。ローコストハイリターンを狙い過ぎです。
この有川ってよく資産を気づけたもんだと思います。
とにかくそういうことになったので、校長の娘だった『66番』と事前に潜入している『65番』を使い、辰巳ゆい演じる女教師沢村美津子を洗脳することに。
通常の作品であれば、この女教師美津子は清純な乙女なんでしょうが、なんと×2で、その理由が離婚詐欺。どういうことって感じです。
金持ちと結婚しては、仕掛け人に金を渡して浮気をさせ、慰謝料をぶんどるという手段。
しかし、3人目のペットショップ経営者は破たんして、美津子の貯金を食いつぶしたあげくに闇金に金を借りてリンチ。呼び出された美津子はレイプ。
普通に考えたら離婚詐欺するような女が助けに行くとは思えないんですけどね。
そのまま闇金に置いていかれた夫を殺し、美津子を拉致監禁。なんかもうご都合主義過ぎです。
その後、拉致した美津子を責め立てるんですが、そこからも真面目なんだか、笑わそうとしてるのかよくわからず。
キウイに釘を刺し、口に入れて殴った後、歯磨き。このキウイのシーンが結構いろんな人のツボにハマり、ネタにされることが多いです。
ただ、個人的には切ったキウイに釘を刺して、口に入れたら取り出せないよねというのが疑問でたまりません。
その後も『納豆プレイ』、『マヨネーズプレイ』に続くネタ『歯磨き粉プレイ』。もう驚きません。
本当に塗ったくるの好きだなって思いましたが。
その後、あいかわらず謎のヘッドギアを使うも、そこでは洗脳されず、後日、別のタイミングで洗脳されます。
正直、見ていてAVとはいえ、ベテランの域の辰巳ゆいも大変だなあって印象が激しかったですね。
特殊なプレイを売りにしていたわけでもないのに、歯磨き粉を塗ったくられ、ヘッドギアつけて泡吹く演技とか。もっともドラム缶の中で奉仕させられるだけの【ドラムリミット 穴】に比べれば、はるかにマシな扱いですが。
他に美津子を好きな男子高校生大木、オープニングで学校のニュースを読んでいたアナウンサー綾子も奴隷になるんですが、男の方にいたってはヘッドギアすら使いません。
まあ、単純な話、男のそういうシーンはいらないってことでしょう。綾子の方は捕まったことにはなっていますが、どちらかというと、初めから抵抗する気はなく、組織のウイルスに感染してしまったため、取引したという感じみたいです。
ただ、全編的に言えるんですが、過去の【ミッシング】シリーズとは違い、洗脳が適当。結構自我を保っていて、オークション学校に忠実ではないし、自分の目的を持ったりします。
学校側の仕打ちに対しても、通常の洗脳は疑問に感じないものですが、疑問に感じて思考したり、勝手な言動をとったりも。
この【ミッシング66】は【ミッシング77】に繋がっているためか、色々と丸投げしてたりもするので、そのせいで大味なのかもしれません。
主役も愛葉るびにはなっていますが、辰巳ゆいの方が目立ってますしね。
ぶっちゃけた話、とうとうアクション要素、ホラー要素が0な上、推理ものとも言えない
ただのセクシー映画
なので、18歳以上なら素直に辰巳ゆいのAVを見た方がいいんじゃないかと思います。
オススメ度(10段階)……★
(2015年の1月で引退を表明している辰巳ゆいの頑張る姿を見たいファンだけどうぞ)
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