【ライアーゲーム -再生-】

天才詐欺師秋山(松田翔太)の奮闘により、出資者たちが多大な打撃を受けたファイナルステージから2年が過ぎていた。すべてが終わったように見えたライアーゲームだが、事務局は再度復活を果たし、今回は総額20億円をかけて20人のプレイヤーが争う「イス取りゲーム」を用意する。彼らはどうにかして秋山を潰そうと狙いを定めおり……。

シネマトゥデイより。

プレイヤーたちが騙し合いによって億単位の金を賭けあう『ライアーゲーム』。

主人公の天才詐欺師秋山は、そのまま松田翔太が演じ、ヒロインが戸田恵梨香から多部未華子に。

ネットでは松田に戸田がクレームつけたとか、雰囲気を壊すとか言われてますが、正直眉唾です。どっちかというと、イメージが変わってしまったのと、スケジュールの都合な気がします。

ただ、それでもストーリーは続編であり、登場人物も一部引き継いでます。鈴木浩介演じる「バカだよね~」の福永や、渡辺いっけい演じる事務局の谷村以外にも、濱田マリ演じる坂巻とか出ています。

今回のライバル役は原作通りの張本を船越英一郎が演じているものの、本来はヨコヤだったキャラクターがオリジナルの桐生ノブテルに変更され、新井浩文が演じています。

この新井、あんまり知られてはいませんが、演技力というか、存在感の強さが評価されている俳優で、この作品でもただのアウトローなバカに見えますが、存在感を残していると思います。

また、この作品、公開前に芦田愛菜が出ていることがアピールされてましたが、観てみた感想として、

芦田愛菜の役って必要か?

ってくらいいらないです。今回の『ライアーゲーム』の黒幕である江角マキ子もいらない。むしろ、吉瀬美智子をお願いします。

他にもこんな人がというのが結構出てるので、人によっては楽しめるかもしれません。個人的には観てる最中には気づかなかった上野なつひが出ていたことにビックリです。

本編自体は多部未華子演じるヒロインの篠宮優のキャラクターが、前作までのナオと違い、他人を無条件に信じるバカでないため、違和感があるものの、原作の椅子取りゲームにほぼ準拠。

本当によく考えるよなあっていうくらい、駆け引きが楽しめるんじゃないかと思います。

篠宮優のキャラクターも悪くはないんですが、やや自分勝手な印象なので、秋山が助けようとする根拠が薄くなっていると思うんですよね。

原作だとこの椅子取りゲーム後にもゲームが続いています。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(このキャストでテレビシリーズは厳しいかも)

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