【華氏911】

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マイケル・ムーアにはやらなければいけないことがあった。それはブッシュを政権から引きずり降ろすことだった。なぜなら、ブッシュ政権はオサマ・ヴィン・ラディン氏と9・11の事件の前後に癒着があったからだ……。

シネマトゥデイより。

2001年9月11日に起こった最悪の自爆テロ『アメリカ同時多発テロ事件』。当時、政権を担っていたブッシュ政権や、その一族の不可思議な対応を描いています。

とはいえ、『アメリカ同時多発テロ事件』についてはあまり語られておらず、いかにブッシュが汚い方法で政権を勝ち得たかや、イラク戦争についてのことが多く語られていて、ドキュメンタリーとしては

政治色が強い作品

になっています。

ただ、このドキュメンタリー映画を観ると、いかに日本で普通に生きていると、他国の事情が全然わかってないことがわかります。

ブッシュとゴアが大統領選挙を争っている中、ゴアが有利だったはずなのに、いつの間にかブッシュが大統領になっていたなんてことがありましたが、そのターニングポイントがフロリダだったとか。

フロリダにはブッシュの実弟であるジェフ・ブッシュが知事を務めていて、問題のある選挙運営をしていたり、またフロリダ当確を放送したCNNもブッシュの血縁だという話。

ちなみにこの作品自体、ミラマックスの配給でしたが、親会社のディズニーがフロリダ州に所有するテーマパークの税金優遇措置を受けているためか、配給拒否されて他社に配給権を売却したという現実もあります。

ここでブッシュが落選し、ゴアが大統領になっていたら、また違ったアメリカの歴史になっていたに違いありません。

この『アメリカ同時多発テロ事件』が起き、ブッシュが自ら激励に回ったことで一時的とはいえ、支持率が歴代トップに輝いていますが、ブッシュが大統領だから起こったテロのような気がします。

また、テロの犯人はオサマ・ビンラディンをリーダーとするアルカーイダと断定されていたはずが、何故かサダム・フセインに摩り替えられていきます。

ブッシュ政権が言うには、もうオサマは表舞台から降ろされるくらい弱体化しているから問題ないということでしたが、変な話ですよね。

結局、アメリカはこの『アメリカ同時多発テロ事件』によって、文字通り経済に深刻なダメージを負った結果、建て直しも効かない状況に陥ってしまっています。

経済的には『リーマン・ショック』が印象強いですが、このテロがなければ、耐えしのげた企業もあったんじゃないかと思います。

そんな中でもブッシュは『戦時大統領』を名乗り、アフガニスタンやイラクで戦争を起こし、民間人を大虐殺。よくよく考えると、ブッシュって『アメリカ同時多発テロ事件』が起きたことで得をしてるんじゃないでしょうか?

もっとも、マイケル・ムーアの作品は、彼の思惑によって編集されていることも多いため、すべてを鵜呑みにするわけにはいきませんが、少なくともイラク戦争の民間人の被害者たちを見ると、こういうことからテロを産むんだろうと納得してしまう現実があります。

娯楽映画や作り物ではないこんな作品もたまには観てみるのもいいと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(内容の真偽はともかく、観ておいていい作品)

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2件のコメント

  1. SECRET: 0
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    そんなウラがあったんですか・・・!?( ̄□ ̄;)!!(笑)
    こういう映画を見て今の現代社会を見つめなおすというのもいいですねww
    マイケル・ムーア・・・昔よくピーター・ジャクソン監督と間違えてました・・(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >しゅんさん
    コメントあいがとうございます。
    コメ返遅くなりました。
    ピーター・ジャクソンw
    マイケル・ムーアはどうしてもピザ男にしか
    見えないんですよね。

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