【万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-】

名画モナ・リザの40年ぶりとなる再来日が決定し、万能鑑定士Qの店主莉子(綾瀬はるか)が臨時学芸員に抜てきされる。

莉子は、彼女の密着取材を続行中の雑誌記者悠斗(松坂桃李)と共にパリへと赴き、ルーヴル美術館で実施された採用テストに無事パスする。

莉子は同様にテストに受かった美沙(初音映莉子)と一緒に特別講義に出席するが……。

シネマトゥデイより。

綾瀬はるかが何でも鑑定することが出来る鑑定士を演じたミステリー作品。

まともな記事が書けず、上司には怒られ、後輩にも抜かれそうな雑誌記者の小笠原は、最後のチャンスに与えられたグルメ記事のためにイベントへ行くことに。

そこで料理の手順がおかしいと説明する女性に興味を抱いているうちに、事件に巻き込まれてしまいます。

その事件での活躍で、莉子に『モナ・リザ』を守る臨時学芸員となるために、パリのルーヴル美術館での採用試験を受けて欲しいという依頼が舞い込む。

莉子の鑑定力に興味を持った小笠原は、上司にパリに行かせて欲しいと頼み込みますが、当然断られるんですが、なんと自腹でパリへ。

取材を嫌がる莉子にしてみれば、パリまで着いてくるストーカーなんですが、相手の状況まで鑑定出来てしまうため、追い払うことが出来ない様子。

必死に着いてくる小笠原に情が湧いたのか、なんとなく通訳代わりに一緒に行動してしまいます。もっとも、通訳してるのはアプリなんですけどね。

そして、試験に合格した莉子は、同じ日本人の龍泉寺美沙とともに、講師を名乗るブレに『モナ・リザ』の真贋を見分ける講義を受けることになります。

ただ、その方法がおかしなもので、直感で2枚の絵を選び、もうひとりがその一方を排除するという作業を繰り返すというもの。

繰り返しやるので、意外と長く、観ていてちょっと鬱陶しいです。

ちなみに講義に小笠原は参加出来ないため、外からストーキング中。

おかげでフランス語の出来ない莉子は、美沙が通訳するんですが、集中できないからと断られてしまいます。

自分で何とかしてと言われた莉子は、特殊な勉強法でフランス語をマスター。会話も出来るし、新聞も読めます。

ちなみに学生時代は追試ばかりで先生を泣かしているにも関わらず、出来ないのを先生のせいにする天然振りを発揮してました。

それが東京で働くことになった店の店長に教わった方法で勉強したら、なんでも鑑定出来るほどの記憶力の持ち主になってしまったというオチです。

あながち、出来なかったのは先生が悪いというのも間違いではないような気がします。あんな勉強方法、普通の人には無理ですけどね。

あ、その辺の説明をしてくれる現役店員のお姉ちゃん、榮倉奈々です。サイトのキャスト一覧に載ってないことが多く、エンドロールでどこ? となる人が多いので、あえてここで書いておきます。

その後、莉子は身体に変調をきたし始め、持ち前の鑑定力を失うんですが、もう失くすとかいうレベルじゃなく、誤った鑑定をするという方が正しい状態。

何故、莉子は鑑定力を失うほどの変調をきたしのか、『モナ・リザ』を守ることが出来るのかという展開になります。

フランス語もマスターしてしまったため、小笠原が不要な登場人物になってしまうので、好意を抱いている莉子のために必死に頑張る姿が微笑ましい。

【TRICK】の上田みたいに格闘能力や、なんだかんだ言っても知識が多いとかなら活躍の場も広がるんでしょうけど、文字通り普通の人間の小笠原は努力の人になるしかないんですよね。

その結果、閃きから活躍へとつながるんですが、やっぱり詰めが甘い辺りも凡人なんですよね。

あまりにも

特殊な人間と、普通の人間のコンビ未満

という関係なので、感情移入がしにくいかもしれませんが、邦画のミステリー作品としては、充分に面白い作品だと思います。

原作から多少の改変はありますが、映画としてうまく消化されている印象なので、次回作があったら観たいと思うだけの魅力はあるんじゃないでしょうか。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(パリで写真を撮られるのを嫌がる莉子が不意打ちで撮られた笑顔は本当に可愛い)

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