ファイト・クラブ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。
そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。
allcinema ONLINEより。
キモの部分と、ファイト・クラブと、なんか石鹸出てきたなあということだけ覚えていて、後のことをすっかり忘れていたので久々に視聴。
ビックリするほど、内容忘れてました。
上のあらすじも微妙に違います。
不自由のない生活空間に住みながらも、満たされない生活を送っているジャック。
不眠症になったジャックは、精神科医に勧められ、睾丸ガン患者の集いで患者の告白を聞き、涙を流すことで自らの不眠症が改善する。
そこで他の互助グループに偽の患者として参加するようになるんですが、互助会にはマーラという女性がいました。
彼女はジャック同様偽の患者で、女性なのに睾丸ガン患者の集いにまで参加している始末。
彼女がいることで不眠症が再発したジャックは、交渉して参加する会や曜日を分けるよう提案する。、
そんなある日、出張から帰ると自宅が爆発しており、何故か出張の機内で会ったタイラーという男に助けを求めていた。
タイラーは石鹸の行商人で、キレ者だが、ちょっと変わった感じの男という印象。
タイラーは、バーで飲んだ後、泊めてやるから自分を殴れと言い出し、結局ふたりは殴り合うことに。
ジャックはボロボロになりながらも、いままでには感じたことのない満ち足りた気分を味わいます。
そんなことを続けていると、見ていた酔っ払いたちも殴らいを始め、参加者が増えていった。
やがて、場所を地下室に移した喧嘩を介した秘密の集まりは、ファイト・クラブと呼ばれるようになり、巨大化していく。
ジャックはタイラーと廃屋に住むようになり、そこへ薬の飲み過ぎで死にそうになったマーラが転がり込んできた。
その頃からタイラーはファイト・クラブのメンバーと何かを計画していたが、ジャックは何も教えてもらえない。
その計画は、ジャックの予想を超えるとんでもないものだったという展開。
ビックリするほど忘れてました。
キモの部分は覚えていたものの、喧嘩屋たちの話だったかなあと思いながら見ていたら、完全にサスペンス。
カルトとか、テロ組織とか、規模は違うけど現実的にこんな風に染まっていく人たちはいるんだろうなって感じました。
実際、一体感の強いコンサートやスポーツ観戦なんかや、同調圧力の強い環境だと、通常ならあり得ない言動とったりしますもんね。
一般の人の目には触れないだけで、
こういう世界があるかもしれませんし。
キモの部分は知らずに見た方が面白いと思います。
ちゃんと作品のあちこちに伏線は張ってあるので、割と気づきやすいんじゃないでしょうか。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(いまの時代にこのラストだと、厳しいかもしれない。)
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