ある町で連続猟奇殺人事件が発生。捜査陣は眼球を抉られた死体からあるメッセージを読み取り、ひとりの容疑者を割り出す。それは検屍官のマレーで…。
「キネマ旬報社」データベースより。
『~オブ・ザ・デッド』とつくタイトルをチェックしていた時にチェックしていた作品。サスペンスであって、ゾンビものではありません。
また、誤解されがちですが、検屍官、または検視官であって、検死官ではありません。
ドイツで2回テレビ放送した後の『検屍官』シリーズ3作目とのこと。
古い作品で、映画としてはB級ですが、なかなか良く作り込まれてるなあという序盤の印象。
妻の死によるショックから立ち直れない主人公、記憶障害、いかにもヒロインチックな主人公の同級生だった心理学者、やっかいそうなロスから来た刑事とか一癖ありそうな人物や設定。
『検屍官』シリーズとはいうものの、検死をしてどうこうという話ではなく、単に主人公の職業が検屍官というだけになってるので、その辺は気にしないでください。
で、途中まではサイコサスペンスっぽい雰囲気のいい感じの展開が続き、話が進むかと思ったら、
いきなりオカルトに
突入。
真相への到達も偶然だし、オチのつけ方も酷い。途中までがとても良いだけに、本当に残念な作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★
(オカルトに移行するのはいいとして、その後がフォローしようもない)
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