【ビンゴ】

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これまでの死刑制度が変更されたことにより、ビンゴによって死刑判決が下されるようになった20XX年の日本。ある罪で収監された正哉(清水一希)は、殺人犯たちと共に巨大なビンゴカードの上に連れていかれる。マジックミラーの向こうでビンゴを操作する被害者家族の中に、正哉に視線を向ける真弓(松井咲子)がいた。真弓の手に委ねられた正哉の運命は……。

シネマトゥデイより。

山田悠介×ゴーカイジャー×AKB48という売り文句な作品ですが、死刑囚側の役者の演技力は素晴らしいものの、はっきり言うとつまらない。同じような組み合わせの【×ゲーム】はまだ良かった気がします。

ストーリーは死刑囚側がビンゴのマスに座らせられて、そのビンゴの玉には別室で控えている人間たちが記入した番号が書かれているという仕組み。

そのため、より死ぬべきと思われる死刑囚ほど番号が多く書かれてしまうので、ビンゴになる確率が高く、ビンゴになれば、即死刑執行という流れ。

ただ、あんまりにもシステムが破たんし過ぎていて、もうこういうものなんだと思うしかないんですよね。

別室にいるのは富豪とかでなく、ある条件で選ばれた人たちで、その人たちは死刑囚に死んで欲しい人もいれば、死んで欲しくない人もいる。

しかし、無記入を認められないため、自分とは無関係な人間もビンゴを揃えるためには殺さないとならないという無茶振り。

にも関わらず、国からは誰も参加していないという丸投げ方式なんですよね。かと言って、口封じをするわけではないので、回数を重ねれば世間に知られるため、認められるとは思えない。

また、死刑囚の中には老夫婦っぽい人たちがいるんですが、ペアがいた場合、序盤がはるかに優位か、逆にはるかに不利になるはず。その上、老夫婦では番号を記入しづらいと思うのにいきなりビンゴに入っていたり。

それに死刑囚を選ぶにしても、あまりにも罪の重さがバラバラで、何人も殺した奴と、結婚詐欺師、金絡みで捕まっているだけで人を殺したわけでもなさそうな奴とか一緒くたです。

はっきり言ってしまえば、

「お前ら、こういう後味が悪いのが好きなんだろ」

という山田悠介にはありきたりの展開ばかりなので、逆に驚きがありません。というか、バカにされている気がします。

【ミスト】のラストのように唖然とするくらいガツンとくれば、後味悪いなあと思いますが、ずっとそうだと麻痺してしまうし。

大オチも本来なら驚くところなんでしょうが、山田悠介だからなあで終わってしまう感じです。他の受刑者の死がもっとやるせない感じだとか、セリフではなく、映像で犯した犯罪がフラッシュバックなり、映し出されるなりした方が入りやすかったかも。

なんにせよ、共感しづらい特殊な状況なので、不快感だけが残る作品。

オススメ度(10段階)……★★★
(外国人たちが変に味を出しているのがおかしくてたまらない。)

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