【ダンテ01】

http://www.dmm.com/rental/ppr/-/detail/=/cid=n_1067mpf10041r/

【デリカテッセン】のマルク・キャロが撮った作品なので、やっぱりよくわからない仕上がりです。ナイト・シャマランとマルク・キャロは、本当に万人受けしませんね。

そんな哲学的といわれる作品のあらすじ。

近未来、宇宙に企業がステーションを建設出来るようになった時代。ある企業が精神医学の研究をするために囚人を収容しているステーション『ダンテ01』に、心理学者のエリザと新しい囚人が送られてきた。

聖ジョルジュと名づけられた新入りの囚人は、自分の名前もわからない様子で常にぼんやりとしている。見えているものが常人と違い、それが原因のようであった。

一方、彼と同じシャトルでやってきたエリザは、新しい『治療法』を試すため、囚人のひとりに薬品を注射する。その囚人は拒絶反応を示し、のたうちまわったが、新入りの不思議な能力により、事なきを得た。

そんなある日、囚人のひとりが致命傷を負ったにもかかわらず、傷もなく回復するということが起こる。

ステーション内の人間の思惑が錯綜していく中、事態は加速度的に変化していく。

聖ジョルジュの正体とは……。

……SFというよりはプリズンもの? というか、地上のプリズンものでも良かったんじゃないかという印象。『治療法』を考えると、SFにした方が納得しやすいというだけで。

あと、欧米の人たちは何故か未来人をハゲにしたがる傾向がると思うんですが、この作品もやっぱりハゲ。なので、ちょっと見分けにくいという人もいるかもしれません。背格好同じだと、前後をちゃんと見ておかないと誰と誰が? ということに。

この感想書くのに、頑張って3回くらい観直したりしましたが、『治療法』と『特殊能力』の表現方法がマンガチックで、人によっては珍しいと思うかもというくらい。他に際立ったことがありません。

やっぱり、SF好きよりは、プリズンものが好きな人向けじゃないかと思います。

オススメ度(10段階)……★★
(芸術家肌とかサブカル好きは褒めるかもしれませんが、大衆作品ではないですね)


↑予告編

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【少林少女】

桜沢凛が中国にある少林拳武術学校での10年の修行を終え、日本へ帰ってくると、祖父が開いた少林拳練功道場は廃墟と化していた。わけがわからない凛は、自分の先生であった岩井拳児の中華食堂を訪れるが、少林拳はやめたと言うばかりで、理由を教えてはくれない。

その翌日、岩井の店で働いている劉珉珉が道場を訪れてきた。凛が店に入ってきた時に、店員のティンとラムを捌きながら、ラクロスのクロスでチャーハンをキャッチした腕前を見て、珉珉の通う国際星館大学のラクロス部に誘いに来たのである。

珉珉に連れてこられた凛は、ラクロスをやる代わりに部員たちに少林拳をやるように勧めるが、部員たちは呆れ返るだけだった。だが、それも凛に試し打ちするまでのことになる。彼女が試し打ちしたボールは、グラウンドから遠く離れた場所にいた職員の田村のところまで飛んでいたのだ。

田村の機転で入部を許可された凛だったが、試合に出た彼女には致命的とも言える『問題』があることがわかる。彼女の体には未知数なまでの気が潜んでおり、凛自身にもコントロール仕切れていないのだ。その上、彼女の空気を読めない性格は、メンバーとの溝を深めていくばかりで、完全に空回りしていく。

そんな孤立していく凛に目をつけている人物がいた。国際星館大学の学長である大場である。知識、力、そして美を備えた学生の育成を目指している彼は、自らが最強であることを望み、凛との戦いを望むようになっていく。

【少林サッカー】のパクリという印象を受けるタイトルですが、実際は【カンフーハッスル】の方が近いような気がします。

柴崎コウ演じる凛は、凄まじい気の力で常人離れしたボール捌きを見せるので、ラクロス部のメンバーは驚きながらも喜びます。でも、考えてみてください。無人のゴールに向けて入れるだけのゲームならまだしも、自分は時速200キロとか出てそうなボールを捕りたくはありません。

しかも、凛は空気が読めない子なので、手加減なんて知らないし、スタンドプレー丸出しなので、チームプレーとか出来ません。

普通、こういう映画の対戦相手って、圧倒的な強敵じゃないですか。この映画、ラクロスの試合に関しては対戦相手は普通の女の子。少林の部分だけ多少の強敵がいる程度。

アクションシーンや、ナイナイ岡村のコメディチックなシーンはそれなりに楽しめますが、あとは「あ~、派手なCGだなあ」で終わりの映画でした。

ラストバトルのオチは、心の底からテレビ版の【チーム・バチスタの栄光】の白鳥の口調で馬鹿にしちゃうぞというありえなさ。

序盤から徐々に面白くなっていき、期待をしてしまう分、

後半のつまらなさが際立っている

作品でした。

ちなみに開始直後に駅で凛が蹴っている看板は『カエル急便』という小ネタ。

オススメ度(10段階)……★★★
(アクションシーンやコメディシーンは結構いい。でも映画としてはガックリきます)

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【西の魔女が死んだ】

ドラえもんの主役はノビ太くんであって、ドラえもんはタイトルなだけで主役ではありません。同じように、サチ・パーカーは『西の魔女』役ですが、主役の女の子まいのおばあちゃんであって、主役ではありません。ですが、この邦画、パッケージに騙されて洋画に並べられたりしています。きっと中身もわかってないんでしょうね。

さて、そんな、間違いにも負けない魔女たちのあらすじ。

中学3年生になったまいは、母親と一緒に『魔女』の家へと向かっていた。『魔女』というのは母方の祖母で、まいと母親だけはイギリス人の祖母をそう呼んでいる。

中学に入ったばかりの頃、まいは『魔女』と暮らしていた時期があった。学校に馴染めなかったまいに、母親が勧めたのである。

祖母の家系は『魔女』の血筋だと聞いていた。もっとも、祖母のいう『魔女』とは、ホウキにまたがって空を飛ぶようなものではなく、草木についての知恵や知識を代々受け継ぎ、物事の先を見通す不思議な能力を持つ人のことである。

『魔女』に憧れていたまいは、『西の魔女』である祖母の下、『魔女修行』を始める。だが、それはまいの想像とは違い、規則正しい生活をして、何事も自分で決めるという当たり前のこと。それでも草木に囲まれて送る生活は、まいにとって新鮮に感じていた。

懐かしい『魔女』の家へと向かう車の中で、まいは『西の魔女』の死を告げられる。不本意な別れ方をしたまいは後悔の念にかられたが、それを救ったのは『西の魔女』からのメッセージであった。

淡々としている感はありますが、昼過ぎの一時に紅茶を飲みながら観たくなる映画でした。観た感じとしても、邦画っぽくなく、ヨーロッパな雰囲気。本当に良作を観たという気がします。

現代の日本では、雇用不安などの経済的な不安で気が滅入るようなことが多いし、公共の場で注意されたことを逆ギレした声優が、ラジオで下品な笑い方をしながら相手を冤罪に落とそうとしていたことを放送している辺り、モラルハザードを感じます。そういうのを見聞きした後に観たら、『西の魔女』の賢女振りに頭が下がります。男で言えば、「あんた、侍や」という感じです。

【キサラギ】の中で、「本当なんてわからんよ。真実は常に主観でしかありえない」というセリフがあるんですが、『西の魔女』は達観しています。まず最初に凄いと思うのが、孫であるまいに対して、丁寧語で話すこと。言葉の乱れは心の乱れとばかりに、優しく美しい日本語で語り掛けます。また、劇中で動物を殺されて憤るまいに、自分の思い込みで決め付けてはいけないと諭したり。

現実では優しいと甘やかすの境界って曖昧ですが、良いときは優しく褒め、ダメだと思ったら毅然と注意、子供でもひとりの人間として扱うなんて本当に難しい。そういう『魔女』の態度もこの映画を良作にしているのだと思います。

テレビドラマの【笑顔の法則】の野際陽子とかも凄いなって思いますが、こういう老齢でも明鏡止水を感じさせる女優さんたちって尊敬します。しかも、サチ・パーカーって、この作品製作中は51歳……。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(子供のしつけに悩んでいる親御さんにも良い映画)


奥さまは魔女 コンプリート・ボックス
↑若い魔女はこんな感じw

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【ZVS ゾンビVSスナイパー】

いきなりあらすじ。しかも、公式。

クリストファーは腕利きのスナイパー。政府の仕事を極秘裏に引き受けていた。指令である屋敷に向かうクリストファー。そこにはメアリーという女性が父親を待っていた。間もなく、空に閃光が走った。辺りの人々は突然、ゾンビへと変貌していたのだった。なにが起こったのかわからず、2人はやみくもにゾンビと戦った。戦っても、戦っても現れるゾンビに、2人は屋敷からの脱出を試みた。そしてある教会にたどりつくが、そこにはメアリーの父が待っていた。そして父の口から、衝撃的な事実を2人は告げられる

はい、ガッカリです。自分の感覚としては、スナイパーっていう職業はゴルゴ13のように狙撃をする人を指すと思っているのですが、クリストファーはどう考えても狙撃手とは思えません。優秀な狙撃手って相手が動くまでじっと出来ないとダメだと思うんですが、クリストファーは全然辛抱出来ません。しかも、狙撃用のライフルじゃなく、普通にハンドガン(何故か2丁)や格闘戦が主な攻撃手段です。

そんなわけであらすじを書き直します。

政府の元工作員のクリストファーは、引退して牧師となっていた。だが、そんなある日、現役時代に指令を出していた男から連絡があり、ある女性の家へと向かう。

そこに待っていたのは引きこもりで自己中心的な娘メアリー。指令を出していた男の娘である。

クリストファーとメアリーが家でやりあっている頃、外では飛行機が何かを散布しており、それを浴びた女子校生たちが体調不良を訴え始めていた。

外の異変に気付いたクリストファーとメアリーが家に立てこもっていると、トラッカーとその彼女のバカップルと、宗教勧誘をしていた青年が逃げ込んでくる。

だが、バカップルの彼女はすでに感染しており、せっかくの安全地帯だった家の中でゾンビ化。元工作員のクリストファーが本性を現わし、それを撃退。

外で襲われている人たちを助けようとしない自己中心的なメアリーと、なんとか助けようとするクリストファーの間に軋轢が生まれていく中、作戦中のトラウマがクリストファーに発生。外で女性がゾンビに殺されるのを見て、無謀な特攻。片目を失ってしまう。

クリストファー、メアリー、ひ弱な青年は、残されていた指示に従い、教会へと向かう……。

基本的にはウイルス兵器系のゾンビ物なんですが、本当に適当です。ゾンビになる過程を見る限りでは、飛行機でウイルスを散布して、それを浴びたらゾンビになるんですが、目の前にいたのに感染しない人物がいたり、外を自由自在に動き回っている謎の人物がいるんですが、その男も感染する様子なし。

他にもヒロインの自己中心な性格も凄いですが、反動の強い銃を片手撃ち。真面目な話、クリストファーが来なくても、彼女は安全だったに違いありません。

そのクリストファーもクリストファーで、冒頭でも説明した通り、スナイパーじゃなさそうなことに始まり、中途半端に東洋被れっぽかったり、神父としてのアピールなのか十字架の刺青をしているものの、下手糞なシールにしか見えなかったりとグダグダです。

対するゾンビはゾンビというよりは、死霊系メイク。そこからもわかる通り、特撮もショボショボです。刃物系は基本的に刺さっておらず、明らかに画面から向かって奥に刺してます。まるで一昔前か、完全に自主制作のレベルですね。

根本的にキャッチコピーの『ゾンビ100万人VSスナイパー1人』というのもJAROに訴えられまくり。多めに数えても100人もいません。

ディープレッドレーベルの作品は、いつもB級以下とはいえ、何かしら光るモノがあったんですが、今回は何も見出せませんでした。

オススメ度(10段階)……★
(もうちょっと何とかなるだろうにというのと、誇大に表現するにも限度があると思う)


とっても怖いホラーの本場、ハリウッドー仮装マスクです。!リアル3Dゾンビマスク ホラーマス…
↑怖いというより汚いという印象を受けないか不安ですw

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【ワナワナ。】

え~と、一応映画なんですが、観ているとテレビ演劇のような印象。ちょうど舞台をテレビ用に取り直した感じというか。

ざっとあらすじ。

とある普通な高校にある普通でない部活『盗賊部』。ただイチャついているだけの間島隆平と清水恵理子、副部長の岡本美由紀、ひたすら枝豆を頬張る藤井有紀、パソコンマニアの谷口正明、なにか得体の知れない物を作っている仁科和美、たったいま骨董品を買ってきた近藤栄治の7人が所属している部活だ。

そんなゆるい雰囲気が流れる盗賊部に一人の訪問者がやってきたことで、部員たちの顔つきが変わる。訪問者の小島智明が来たのは、盗賊部への依頼だったのだ。

盗賊部の7人がバンで美術館に到着すると、顧問の大河正志が待ち構えていたが、部員たちは無視して建物へと侵入していく。その手際に先ほどまでのゆるさはなく、金庫の扉すら爆薬で開けるほどであった。だが、依頼の銅像を運び出そうとした瞬間、大河が変なスイッチを押してしまう。

その瞬間、赤外線レーザーが部屋中に張り巡らされ、誰一人として動けなくなってしまう。唯一バンで待っていた藤井も見回りの警官の対応で動けなかった。盗賊部の部員たちは無事脱出できるのか?

ティーンズ向けの1シチュエーションコメディで、結構小粒な若者俳優たちが出ています。ちょっと前にフジの昼ドラに出ていた松永裕子とか、【大好き!五つ子Go!!】の笹岡莉紗とか、【パッチギ!】の桐谷健太あたりが出ています。あと、ちょっと森本レオw

ただ、主役は松永裕子なんですが、通して観ると、実は威張ったり、怒ってるだけで何もしてませんw もっとも、【ネギま!】や【あのこがほしい】とはまるで違う演技なので、ファンなら観ておいて損はないかと。

個人的に最大の見所は、あまりにも斬新な脱出方法。泥棒モノなので、赤外線レーザーに触れると警報がなるように思えますが、実はこの赤外線、レーザーなので焼けますw 本当に予想のはるか斜め上をいく脱出方法で、動けなくなった段階では想像すら出来ません。「くっだらねえ~!w」と言いたくなると思いますが、ダラダラとした面白いものを観たいときにオススメ。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(オススメとはいえ微妙w)


↑主題歌

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