【クライモリ】

ウエストヴァージニアの森林地帯。医学生のクリスは急ぐ余り、渋滞を避けた旧道で若者たちの車と事故を起こしてしまう。

クリスとキャンプに来ていた5人の若者の車は走れなくなっており、他に車が通る様子もない。携帯も通じないため、若者の2人を残して、公衆電話まで歩くことにした。

クリスたち4人は暗い森の中、一見のあばら屋にたどり着く。その頃、見張りのために残ったふたりには、残虐な殺人鬼たちが迫っていた。

え~と、冒頭で別の殺人シーンがあり、その殺人鬼の正体と思うようなニュースが流れます。そのため、ネタバレもへったくれもないのですが、殺人鬼の正体は近親交配を繰り返した結果、異常性を持った奇形の人間です。

もう初めからそれが判明しているため、あとは

どういうシチュエーションで殺されていくのか

以外、展開のしようがありません。

ただ、近親交配での異常性にしては、ほぼ不死身のようなタフさを持っているのと、何故か社会的なのが解せません。

殺人鬼たちは、食人族でもあり、人間を殺しては食料にするんですが、とてもじゃないけど、社会に入れる感じではありません。にも関わらず、車は普通に運転するし、罠や武器の扱いに妙に長けています。本当にどこで習ったものなのやら。むしろ、知能は高いように思えます。

殺人描写に関しては、あまり恐怖感は感じませんでした。確かに大量の内臓や血液が出てくるので、気持ち悪さや残酷さは伝わってくるのですが、、いまいち恐怖として変換されない。カップルがたくさん映ったら、ラブストーリーかと言ったら違うような印象ですね。

ただ、殺人鬼たちは一家(もしくは一族)なんですが、そのうちの痩せた一人の演技だけは精神的に怖いです。映画の中の怖さ以上に、このレベルの精神異常者を役者が演じているという怖さ。演技とはいえ、なかなか出来るものじゃないんじゃないかと。

よくホラー映画で無言の殺人鬼はいますが、あれってまだ一線引いてる気がするんですよ。殺すのも作業している感じで。この映画の彼は、食べるためでもありますが、しょっちゅう奇声を発していて、まるで無邪気に虫を殺す子供のよう。そのため、どうしても感情が入っているように見えます。

基本的に食人一家にどう殺されていくかを観る映画だと思うので、ゴア系が嫌いな方や、食事中は観ない方がいいと思います。

オススメ度(10段階)……★★★
(ゴア系の映画としては充分良い映画ですが、一般向けではないです)

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【バブルへGO!】

【私をスキーに連れてって】とか、【彼女が水着に着替えたら】とか作ったホイチョイプロダクションの作品。この人たちの作品は、30代以上の人たちにとってはなつかしいネタが多いので、「あった、あった」とか、「いた、いた」ってところで笑えます。この【バブルへGO!】は、それを全面的に打ち出しています。

ざっとあらすじ。同棲してた男に借金を押し付けられ、唯一の身寄りであった母を亡くした田中真弓のもとに、下川路と名乗る男が訪れる。彼は母、真理子の友人で、真理子が偶然タイムマシンを発明した事、日本は800兆を越える借金があり、破綻しそうな事。真理子は死んでおらず、バブル崩壊を防ぐため、1990年に跳び、バブルがはじけた原因である総量規制の行政指導の発表を阻止に行き、連絡が取れなくなったことを告げる。

真弓は一度断るものの、母親を助けに行くことを決意し、ドラム型洗濯機の姿をしたタイムマシンに乗る。

1990年の日本は現代のような暗い雰囲気ではなく、タクシーを万札でつかまえたり、ファッションもきらびやか、まさに繁栄という感じで、真弓にとっては夢の国のようであった。

しかし、たった17年とは言え、生活は様変わりしていて、携帯電話は当然圏外、途方にくれた真弓はその時代の下川路に助けを求めるが、当時の下川路は何人もの女をくどくような軽薄な大蔵省の官僚だった。

こんな状況で、真弓は母・真理子を助けることができるのか?

本当に懐かしいです。BGMとか、当時流行った歌が使われてたり、信号とか、車とかどうしようもないものもありますが、雰囲気にこだわっていて、ところどころに出てる芸能人も「あの人はいま」な感じの人がチョコチョコ。しかも、その人たちすら無名時代なので、真弓役の広末涼子がアドバイスしていくのがシュールです。

また、下川路役の阿部寛が相変わらず変な役です。いろんな人に殴られるては、「効くねえ~」とか言いながら、全然効いてる風じゃないタフさ加減とか、トリックの上田を彷彿とさせます。

ただ、これはあくまでもネタ映画なので、大筋ですら適当な部分多いです。例えば、ストーリーの根っこである総量規制の行政指導の発表ですが、劇中は発表を阻止すればバブルが崩壊しないように語られていますが、総量規制だけ阻止してもバブルは崩壊してしまうんですよね、残念ながら。もっとも、ここまで加速しないので、いまのような酷い状況にはなってなかったかもしれませんね。

個人的な疑問としては、母親役の薬師丸ひろ子は色んな家電を改造して研究をしているのですが、タイムマシンの出口も同じ洗濯機なので、17年間同じ洗濯機を使って実験していたことに。田中真理子はいったい何のために水流に関する調査をしていたのやら。

あ、ちなみに実際にドラム式洗濯機は中に入って洗うと、十中八九死ぬと思います。昔、海外の警察ドラマで乾燥機に入って遊んでいて死んでしまう話があったけど。

でも、まあそんな矛盾点を吹き飛ばすほどの

くだらなさとなつかしさ

がこの映画にはあると思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(細かいネタがツボにハマりますが、当時を知らないと何が面白いかわからないと思う)

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【ぼくたちと駐在さんの700日戦争】

自分の2008年上半期の邦画おすすめ1位の作品。原作であるブログも有名なので、知ってる方も多いかもしれません。

移転しても相変わらず、ざっとしたあらすじ。

1979年、とある田舎町に新しい駐在さんがやってきた。

イタズラ(※)を仕掛けることに生きがいを感じる7人、イタズラの天才『ママチャリ』、喧嘩の強いエロガッパ『西条』、偏差値0?の男『孝昭』、恋する星の王子様『グレート井上』、一食2000kcalの食いしん坊『千葉くん』、女装もキュートな後輩『ジェミー』、ダブり2年目の留年大王『辻村さん』は、『駐在さん』との戦いに明け暮れていた。

元はと言えば、西条の敵討ちで『駐在さん』にイタズラをしていたのだが、なんとこの『駐在さん』、やられたらやり返す大人気ない性格だった。

しかも、憧れのマドンナと思っていた加奈子さんが『駐在さん』の奥さんだと知り、一度は鼻息を荒げながらも逆に家に入り浸るように。その上、加奈子の妹、美奈子も現われ、さらにヒートアップ!

そんなある日、『西条』がくだらない理由でバイクで事故って入院すると、そこに7人と仲良しな女の子『ミカちゃん』も入院していた。『西条』は手術を怖がる『ミカちゃん』とある約束をする。

ぼくたち7人は、『約束』を守ることが出来るのか?

※ぼくちゅう『悪戯の定義』

  1. 相手に怪我を負わせてはならない
  2. しかけられた相手も笑えなくてはならない
  3. 相手が弱者であってはならない
  4. 償いができなないものは悪戯ではない

主演はドラマ【Rookies】の安仁屋役の市原隼人で、『駐在さん』は佐々木蔵之介。

いや、めちゃくちゃ笑いました。ところどころ場面展開時のCMもどきや、古きなつかしきといった感じのネタやら。イタズラも定義通りなので、嫌な感じがありません。むしろ、『駐在さん』の仕返しの方がエグいかも。

元々事実を脚色した話なので、そのどこまでが実際あったネタなのかを想像しながら観ると、ありそうでなさそうなことや、なさそうでありそうなことの線引きが難しくなってきます。そんなことありえないと思いつつ、いや、あるかもとか。

ともかく観てください。


↑本家ブログ

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(結局2やるのかな?)

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【笑う大天使(ミカエル)】

少女漫画家の川原泉は知っています。【笑う大天使(ミカエル)】も読んだことはないですが、知っています。で、観た感想……あれ? こんな話だったっけ?

そんな作品【笑う大天使(ミカエル)】のあらすじ。

母親が亡くなり、突然多分兄だと名乗る貴族が現れたためにお嬢様学校に入ることになった根っからの庶民の司城史緒。ひょんなことから同じく猫を被っている斎木和音、更科柚子と仲良くなる。

その頃、巷では巷では名門女子高校生連続誘拐事件が発生していた。史緒たち3人は偶然にも誘拐犯の正体を知ってしまい、身についた不思議な力で戦いを挑む……。

いや、確かに原作も誘拐話だった。うん、確かに誘拐だった。でも、怪力だったけど、○○になったり、××を巻き起こしたり、△△を発したりはしなかったと思う。

そして、相変わらず上野樹里は奇麗に見えたり、不細工に見えたり、画像映りが安定しない女優さんでした。

感想としては、原作ファンには観れない。しかし、原作を全然知らないで観れば、コメディあり、ちょっとした恋愛っぽいものあり、派手なアクションありなので、普通に楽しめます。というか、むしろ原作知らない方が面白い。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(原作なしと考えればこれくらいのレベルでオススメは出来る)


↑予告編

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【サーフズ・アップ】

イワトビペンギンのコディは、伝説のサーファー『ビッグZ』に憧れている新人サーファー。ペングー・アイランドで行われるワールドカップに出場することになったコディは、到着早々、チャンピオンのタンクに挑発されて波に乗ろうとするが、完全に失敗し、波に飲まれてしまうのだった。

ライフガードのラニに救われ、ひきこもりのギークのもとに担ぎ込まれたコディは、そこで楽しむためのサーフィンを知る。いままでずっと大会で勝ち、憧れのビッグZのようになりたいと思っていたコディにとって、それはとても新鮮なものだった。

大会前日、それでも愛するラニと、楽しむサーフィンを教えてくれたギークにも演技を見てもらいたかったコディは、ふたりに大会を観に来てくれるよう誘う。だが、ふたりは自分たちよりも競技としてのサーフィンをとったと離れていってしまう。

大会当日、決勝に残ったコディとチキン・ジョーに、勝ちにこだわるタンクの魔の手が迫る。ビッグウェーブのチューブの中、勝負の行方はどうなってしまうのか?

思ったよりCGっていうのが気にならなかったですね。【チキン・リトル】やちゃんと観てませんが、【モンスターズインク】とかはCGって印象強かったので、そのレベルかと思ってました。

毛とかのモフモフ感とか表現されてたり、表情が豊かでかなり技術の進歩にビックリです。

見どころはサーフィンシーンは当然ですが、チョコチョコ出てくるチキン・ジョーの成長振りや、表情の豊かさはそれをはるかにしのぎます。

夏休み中に見てほしい1本。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(子供と一緒でも、恋人と一緒でも楽しめます)


↑予告編

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