【僕の彼女はサイボーグ】

不幸な青年ジローの20歳の誕生日。自分へのプレゼントを買いに訪れたデパートで、焼け焦げたボディスーツを着たあからさまに怪しい少女と遭遇する。

彼女はワンピースに着替えると、お金も払わずその場を立ち去り、ジローが食事をしていたレストランへと現われた。

自分も誕生日だと告げる彼女によって、ジローは強引に誕生日を一緒に過ごすことになる。

彼女の言動はメチャクチャだったが、いままでの孤独な誕生日に比べれば、エキサイティングで魅力あふれるものであった。

しかし、そんな充実した時間は長くは続かず、彼女は意味深な言葉を投げかけると、姿を消してしまう。

1年後、21歳の誕生日を迎えたジローの前に再び彼女が現れるのだが、どこか1年前の彼女とは違和感を感じた。

なんと彼女は未来のジローが送り込んだサイボーグだったのである。

なんとなくですが、【猟奇的な彼女】と【ドラえもん】を足して2で割った印象。ツンデレで美女なドラミちゃんがやってきたみたいな?

でも、内容自体は普通のラブストーリー。はじめは振り回されながらも楽しそうに生活をしていたジローが、心を理解出来ないサイボーグの『彼女』に苦悩するようになる様とか良いです。ちなみに、このサイボーグという呼称は正確ではないですが、韓国映画ではアンドロイドやロボットなどの定義が適当なだけ。

特筆すべきは『彼女』役の綾瀬はるか。表情が無機質で、

本当に機械のよう

でした。とても【ホタルノヒカリ】の表情豊かなズボラお姉ちゃんとは思えません。【ハッピー・フライト】ではどうなんですかね?

小出恵介の方は、何やっても最後は熱血っぽくなるねという印象。ただ、よく考えるとこの二人、【Rookies】では姉弟役なんですよね。映画やドラマってそういうことがあるから面白いですよね。

また、観どころとして、この作品は様々なところでCGが使われているんですが、クライマックスの震災シーンは良い出来になっています。邦画は洋画に比べてCG技術が遅れていますが、結構追いついてきている気がします。ネット画像は日本のレベルの方が高いんですけどね。

最後の方の展開に納得いかない人も結構いるみたいですが、アレはアレでアリだと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(こんな『彼女』がいたら、生活にもハリが出そう)

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【DOA デッド・オア・アライブ】

行方不明の兄を捜すために北海道の忍者村を去り、抜け忍として追われる身となったかすみ(デヴォン青木)。

世界最強のファイターを決めるトーナメント、デッド・オア・アライブに参加することになった彼女は、そこでプロレスラーのティナ(ジェイミー・プレスリー)や女泥棒のクリスティー(ホリー・ヴァランス)と出会う。

シネマトゥデイより。

人気格闘ゲームを原作に映画化。まあ、そういった作品でまともだったのは【バイオハザード】と【サイレントヒル】くらいしか思い浮かばなかったりします。

特に格闘ゲームは酷いもので、【ストリートファイター】や、【ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー】はグダグダ、【THE KING OF FIGHTERS】や【TEKKEN 鉄拳】もすでに微妙な雰囲気。

そんなわけで期待はしていないものの、予告を観て気にはなっていたのでいい加減に視聴。

あれ? 意外に面白い。人数多いのと、尺に収まりきらずゴチャゴチャしている感はありますが、【チャーリーズ・エンジェル】が好きな人なら結構楽しめるかもしれない。

ゲームの設定にしても、日本人キャラのイメージがおかしいものの、1名を除けばそれほど逸脱していなくって、雰囲気は楽しめる。

ラストのボスの強さがもうちょっと圧倒的だった方が楽しめた気もしますが、尺が足り無すぎるため、しょうがなかったのかも。

元が日本のゲームだからそう思うのかもしれないだけで、元が海外のゲームだったらキャラクター自体がこんな感じだったかもなって思います。

おかげで無駄にセクシー度が上がってるんですけどね。

日本で撮ってたらセクシー度0だったろうから、そういう意味じゃ正解なのかも。グラドルで撮ったら、あんな動き無理だろうし。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(ケイン・コスギはいてもいなくても良かった)

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【ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー】

裕福な家庭に生まれ、大好きな父親にカンフーを習い、幸せいっぱいの暮らしの中で育った少女チュンリー。

しかしある日、彼女の目の前で父親が誘拐されてしまう。

10年後、美しい女性へと成長したチュンリー(クリスティン・クルック)は、悪の組織に拉致された父親の行方を捜すことを決意し、厳しい修行を重ねて“ストリートファイター”となる。

シネマトゥデイより。

格闘ゲーム全盛の時代、SNKのKOFやコナミの鉄拳と並んで牽引していたカプコンの作品『ストリートファイター』の映画化。

過去にジャン・クロード・ヴァンダムの【ストリートファイター】とアニメ版がありますが、ヴァンダム版【ストリートファイター】以上アニメ版以下という感じ。

もっとも、アニメは技術的にゲームのストーリー通りに作れるので、よっぽど脚本がおかしいとか、作画がおかしいとかなければ負けにくいですけどね。

映画の【TEKKEN 鉄拳】のように格闘重視ではなく、ゲームのキャラクターの1人『チュンリー(春麗)』にスポットを当てたストーリー重視。

ただ、古いゲームファンだと意味がわからない展開や技もあり、シリーズでも存在した『気功拳』や『気功掌』のような技はドラゴンボールの『かめはめ波』にしか見えないらしい。

ゲームのキャラクター自体は、飛び道具的な技がなく、『スピニングバードキック』という逆さまになって蹴りを連発したり、『百裂脚』という連蹴りが特徴だった上、強力なのが投げ技という謎な状態だったため、しょうがないのかも。

ただ、それならそれで割り切って、『鳳翼扇』という実写にすると、「お前は『ジョジョ』か」と言われそうなくらい蹴り続ける技の方がスッキリした気がします。

なんで、映画のレビューでゲームの事ばっかり書いてるんだと思われるでしょうが、

普通過ぎるから

です。【ドラゴンボール】くらい酷かったり、どこか惹かれる何かがあるとかなく、本当に普通。キャスティングも主人公のチュンリーがおばさんっぽくない上、チャイナ服じゃないけど美人。ただし、スレンダー過ぎて色気なし。正直、公開記念イベントでコスプレしていたAKBの秋元才加の方が似合ってる気がします。

吹き替えだとチュンリーは仲里依紗だし、バルログは千原ジュニアで、バイソンは千原せいじとそれなりに人気ありそうなものですが、たいして話題にもならず。

そもそも美人とはいえ、主人公のチュンリー役のクリスティン・クルックにしても、【ヤング・スーパーマン】に出てたくらいで誰も知らないし。むしろ、中ボス的なマイケル・クラーク・ダンカンが一番有名かもしれないというのはどうなんだか。

一応、ベガ役のタブーは、ヒップホップグループ『ブラック・アイド・ピーズ』のメンバーですが、この映画を観る層には知られていないとしか思えません。

あ、ちなみにヴァンダム版の【ストリートファイター】では、マイク・バイソンというキャラクターがマイク・タイソンに似ているため、名前が数人入れ替わっているんですが、この映画ではアメリカ版ではヴァンダム版同様、日本版ではゲーム版の名前になっています。

レビューで入れ替わっているのを強調している人はアメリカ版、気づいていない人は日本版を観ているということですね。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(ゲームのファンには薦めないけど、あくまで普通といえば普通)

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【ストリートファイター】

世界征服をもくろむバイソン将軍は、宿敵ガイル大佐をおびき出す為に大量の誘拐事件を巻き起こす。

罠と分かっていながら彼らを助けに行こうとする大佐の前に、次々と同志のファイター達が集まってくる。

allcinema ONLINEより。

当時大人気だった対戦用格闘ゲーム【ストリートファイター2】をベースにガイル大佐を主役に製作された作品。

ただし、日本と海外版ではゲームのキャラクター自体が肖像権の問題もあって、一部入れ替わってます。

まず、黒人ボクサーのバイソンが、マイク・タイソンに似ているため、バルログに。ベガが織姫の名前で女性的なため、悪の首領の名前ではなく、バイソンに。その余波で女性的な名前で問題ないバルログがベガになっています。

また、無理やり色んなものを詰め込んでいるため、日本での主人公的キャラの隆とケンは詐欺師になっていたり、何故かダルシムが博士になってチャーリー(日本でいうナッシュ)をブランカに改造したりしています。

本来ならシャドルーの人間がシャドルーと敵対していたり、逆に何故かシャドルーにいたりとメチャクチャです。

というか、

ストリートファイターの要素はどこいった?

という映画に仕上がってます。

格闘の要素はありますが、いわゆるストリートファイトの要素は皆無で、ただのジャン・クロード・ヴァンダムのアクション映画になってます。

とはいえ、ブランカの造形の酷さを除き、【ストリートファイター2】を映画化したことを忘れれば、戦隊モノっぽい格闘アクション映画と言えるかも。

そして、【ストリートファイター2】ファンが見ると、シュールで笑える映画にはなっているので、元ネタがわかる人ならバカ映画として楽しめること間違いなしです。

ジャッキー・チェンの【CITY HUNTER】の例のシーンよりは全然マシですが、とある有名な動画よりレベルは低いという評価しづらい作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(笑えるという意味では意外にオススメ)

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