【ゾーン・オブ・ザ・デッド】

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インターポールの捜査官レイエス(ケン・フォリー)は、引退前の最後の仕事として、囚人を乗せた護送車の警護を請け負うことになる。ロンドン行きの飛行機が出るベオグラードまでの道中、石油施設や化学工場が乱立するパンチェボ工業地区にさしかかったころ、護送車はいきなり暴徒と化したゾンビたちに襲われてしまう。近くの警察署に逃げ込んだ一行だが、外部との通信ネットワークは完全に遮断されていた。レイエスが電力を復活させるため発電機を探しに行っている間にも、ゾンビに噛まれた仲間の捜査官たちが次々に発症してしまう。これ以上警察署はもたないと判断したレイエスは、護送車に乗せていた囚人と新人捜査官ミーナと共に、ゾンビを列車の中に誘い込み生き残っている民間人を逃がそうとするが…。

公式より。

自分がホラー映画にハマった原因でもあるゾンビ映画の名作『ゾンビ』で、SWAT隊員のピーターを演じていたケン・フォリーが主演ということで速攻観ました。

ただ、往年の俳優が出ているB級ホラーは、がっかりすることが多いので、過剰な期待はしないように視聴開始。

オープニングから、古いゾンビ映画を髣髴とさせる感じのオーソドックスなシーン。

そして、馬鹿な兵隊たちと真面目な警官のせいでトラブルスタート! この辺りまではどんな糞ホラー映画でも大抵面白い。この辺が分岐点な気がします。

で、その頃、ケン・フォリー演じるレイアスたちも護送のために新人をリーダーにした護送グループと合流。さすがにケン・フォリーは、ちょっと皮がたるんだかも。

その直前に引退前の最後の仕事を語り合うレイアスとドラゴンのシーンが渋い。特に映画【ゾンビ】を観たファンとしては、会話をインターポールの仕事からゾンビ映画に置き換えて観ても、通じる感じで面白い。

その他のグループとしては、レポーターか何かを目指してる学生たち、汽車に乗り損ねた上、一次感染の場所に居合わせた老人、正体不明なコマンドーな囚人が合流したり、わかれたり。

悪く言えばパロと言われてしまうかもしれませんが、とち狂ってバリケードを崩したり、電源を入れたらろくでもないことが起きたりとか、『シャム猫』とか、ホラー映画やゲームでありがちなシーンが凝縮されています。

特に個人的にツボなのが、脱出しようと川へ向かって船でという話をしていて、「ショッピングセンターに立て篭もったらどうだ」という意見を真っ向から否定したり、ケン・フォリー自身が【ゾンビ】で言った名台詞「地獄が一杯となった時、死者が地上を歩きだす」を言うシーン。本当に痺れます。

ちょっとゲーム版の『バイオハザード』を思い起こさせたり、ロメロが嫌った走るゾンビがいるのは時代の流れなんでしょうね。

走るゾンビと言えば、普通のゾンビ映画のゾンビは追いつかなくてもとりあえず追い続けてきますが、この映画のゾンビは追いつかないと思ったら諦めるみたいです。

また、稀ですが逃げます。もしかしたらゾンビ系の映画で逃げるゾンビというのを初めて観たかもしれません。特に真面目だった青年警官は、何度も食い散らかしてゾンビにしては、逃げるのでやっかいです。というか、ゾンビとして出てきた地点を考えると、どうやら彼が被害拡大の最大原因みたいです。

あと、画像をキャプチャーする方法があれば、コメントつきで張りたい

『魚市場』的なシーンは珍しい

シーンというか、どうしてこうなったのか、その光景を見たかったという珍場面も。

エンドロール中にもお約束があるので、ちゃんとエンドロールも観ましょうね。

【ゾンビ】を観た世代にはオマージュが楽しめ、知らない世代にもオーソドックスな作品としてオススメ出来る作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(映画の評価以上にオススメ出来る度合いが高い良作。スラッシャー系が好きだと物足りないでしょうけどね)

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