【オキュラス/怨霊鏡】


オキュラス=眼球 その眼を通して見ているものは、果たして現実か。巧妙な鏡の魔力に惑わされる─

新居に引っ越したばかりの幸せな4人家族に、ある日凄惨な事件が起きた。

父親が妻を拷問し殺害。父親も銃で撃たれ死亡した。

ふたりの子供は救出されたが、10才の弟は父親の殺害容疑で、精神病院送りとなった。

そして11年後。弟ティム(ブレントン・スウェイツ)は退院し、姉ケイリー(カレン・ギラン)が出迎え、ふたりは再会を祝した。

ティムは新しい人生を始めようとしていたが、ケイリーにはある目的があった。

11年前の事件が鏡の魔力によることを証明し、父と弟の罪を晴らすこと、そして鏡を葬り去ること──。

事件のあった家に鏡を持ち込み、ティムとともに超自然現象を映像に収めようとするケイリーだったが・・

シネマトゥデイより。

呪われた鏡によって一家が崩壊していく様を描いたホラー。

今のレビューは最後の方にちょっとネタバレがあるので注意してください。

ストーリーは、自分の妻を殺した父親を射殺した青年が退院し、姉とともに呪われた鏡と対峙するというもの。

雰囲気から何から本当にゾッとする印象で面白い。

ただ、ケイリーは鏡に固執するあまり、現実と幻覚の区別ができていない上、ふたりとも11年前の記憶が曖昧。

時折、記憶が呼び起されるんですが、それも

真実なのかよくわかりません。

その上、見ている側からすると、11年前のふたりを描かれているのが記憶なのか、幻覚なのか、現在と11年前が同じ空間としてつながっているのか区別がつきません。

昔の記憶なのかと思っていたら、現在のふたりが子供の姿に切り替わったり、現在のふたりが11年前のふたりを見ていたり。

起こっていることは一晩にも満たない時間なんですが、前述の映像が何度も切り替わるため、現在のことを見せられてるのか、11年前の真相を見せられているのかまったくわからなくなります。

その混乱も製作側の狙いだったら凄いと思う反面、ついていけなくって面白くないと感じる人たちもいるかもしれません。

個人的にはオーソドックスですが、人形に被せられた布を剥いでいくシーンと、リンゴと思ってかじったら電球だったシーンがゾクゾクしました。

もっとも、本当に怖いのは両親がおかしくなっていく展開そのものだと思いますけどね。

ここからちょっとネタバレします。

正確にはネタバレではなく、他の人の感想を読んで、その発想はなかったというものなんですが、実はこれ、現在で進んでいるストーリーは生き残った人物の妄想なんじゃというもの。

もうすべてがひっくり返るレベルの発想でした。11年前の事件も、現在の出来事も実は生き残った人物の仕業で、鏡には呪われてなんかいなくって、自分の記憶を改変、もしくはフリをしてるんじゃないかと。

さすがに作品中に提示された演出にはそう思わせる部分がないので、こうだったら怖いねという想像の話なんですが、確かにそう思いながら見ると、余計に怖いと思いました。

そう考えると、見る側の想像が恐怖を生み出す作品なのかもしれません。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(理解できなくて困惑する人たちが少なからずいると思うので、手放しでオススメはできない作品。)

blogramのブログランキング

《関連リンク》
おすすめホラー映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


オキュラス/怨霊鏡 [DVD]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です