【放送禁止6 デスリミット】(解析まとめ:ネタばれ)


今回はドメスティックバイオレンスの相談を受けたジャーナリスト古茂田俊作の話。

今回は名前が重要なので、登場人物の名前を。

  • ジャーナリスト 古茂田俊作(こもだしゅんさく)
  • 相談者 宋野真津(そうのまつ)
  • 相談者の夫 宋野登津雄(そうのとつお)
  • いじめられっ子 神野留麻(かみのるま)
  • いじめっ子グループ 江口来美(えぐちくるみ)

古茂田は平成7年(映像中では12年前)にある高校で起こったいじめ問題を取材し、問題を浮かび上がらせることで人を救ったと考えている。また、スクープを撮るにはひとりで行き、対象者と向かい合うことが大事というのがポリシー。

いじめは最終的に神野留麻が焼身自殺を図り、その場にいた江口来美も火傷を負ってしまったらしい。

結果、その際にいじめグループを強く非難したマスコミが学校や病院に押しかけたことで報道被害が発生。いじめグループのリーダーと思われる江口が消息を絶ってしまっていた。

今回の相談者である真津は、その時のドキュメンタリーを見たことがあり、古茂田に手紙を送ることにしたらしい。

古茂田の登場シーン。いきなり後方の車の運転席に仮面の女が座っていて、古茂田を見る。まさに「こっち見んな!」と言いたくなる。

取材開始前の会話での真津の台詞「テレビ業界の人ってよく言葉を逆さまに言う……」の途中で映像が夫婦の名前が貼ってあるコルクボードに。

夫婦の名前は『そうのとつお』と『そうのまつ』。逆さまに読むと『おっとのうそ(夫の嘘)』、『つまのうそ(妻の嘘)』に。

夫は野球中継の録画を失敗しただけで沸かしているやかんを投げるほど。真津はそのせいで肩に火傷を負ったらしい。

状況を確認するために真津に了承を得てカメラを設置した初日。車で見張ろうとしている古茂田の背景、宋野夫妻の部屋の前に人影。

それから1時間以上経ってから、登津雄がチャイムを鳴らして帰宅。普通、自宅に帰るのにチャイム鳴らすか? と思っていると、機嫌が悪いのか、妙に言動が不自然な夫。

携帯を確認しながら着替えに行くんですが、当時、役者の演技が下手なんだと思われることが多かったシーン。

この辺の細かいシーンが実は【放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人】へとつながっています。

で、食事シーンに変わるんですが、普通の会話中、餃子なのにラー油が無いことで切れ、食べ物を投げつける登津雄。

沸いたやかんを投げつける人物の割に明らかに当たらないように上に向かって投げています。

そのシーンを車内でモニターしていた古茂田は、愕然としますがヤラセではありませんとカメラ目線で言うんですが、すごい自分に酔いしれてる感じです。

そんな酔いしれている古茂田の背後で仮面の女が映りこみ、車内を除いています。めちゃくちゃ不気味です。

2日目。「今日も下の車内にいますから」という言葉に「今日も……」という真津に、赤裸々な映像が撮れれば、同じような思いをしている人たちが助かるというようなことを言う。

ですが、普通に考えたら、この「今日も……」は「昨日も居たのなら助けてくれなかったの?」という意味だと思うんですが、スクープ撮りたいだけの古茂田の言葉からは助けようという気持ちが感じられません。

もっとも、嘘の夫婦だとわかって見ると、「今日も暴力を受ける演技しないといけないの」ともとれるんですけどね。

そして、何もないまま10日目。3日目はタバスコが切れていたのに、まるで切れる様子もない登津雄。

赤裸々な映像が撮れないことに焦った古茂田は、電話で真津に夫を困らせて怒らせるように指示。完全にヤラセです。

それに応じる形で痛いから殴るのをやめて欲しいという真津に、ビール瓶片手に怒鳴りつける登津雄。ここでも何故か携帯を見ています。

車内でやったという感じで満足げにうなづく古茂田。

取材開始20日目。事態は一変、登津雄がひき逃げにあい、怪我をする。すると、真津が驚きの告白。怖くなってすぐに撤回したが、『復讐専門サイト シエロ』に依頼を出した途端の出来事だと言う。

その際、「一ヶ月以内にあなたの望みは叶います」という返信があったらしい。

退院当日はまだ、怪我をしていても真津へのDVはあったが、療養しているうちに夫が更正。手をあげることがなくなった。

真津も「昔は優しくてお兄ちゃんみたいな感じで、前の主人に戻ってくれた」と喜びますが、これも実は伏線。

ただ、よく見ると、退院した日と会社から帰ってきた日で怪我をしている脚が変わっています。怪我をしたのは嘘で、どうやらひき逃げ自体が狂言みたいです。

幸せが続くかと思った矢先、『復讐専門サイト シエロ』から「『デスリミット』は発動した。3日後にあなたの願いは叶います」というメールが。

真津は古茂田に相談すると、3日間監視するとのこと。だが、2日間は何も起こらず、『デスリミット』当日を迎えてしまう。

登津雄の会社前で何かの破裂音がして、一瞬狙撃かと思われたが、それはタイヤのパンクした音だった。

だが、よく見ると、会社の窓に車に乗った仮面の女の姿が映っている。

そして、その夜。残業で深夜帰宅した登津雄との食事中、チャイムが。応対に出た登津雄の叫び声や争うような物音がして、真津がカメラに向かって助けを求める。しかし、その顔は何故か笑顔。

古茂田も助ける約束を忘れ、画面に食い入っている。やがて、静かになり、真津も玄関側にフェードアウトしたため、夫妻の部屋へと向かうが誰もいない。

中の廊下の隅に赤い光点があって、どうやら隠しカメラがあるんですが、古茂田が部屋の状況しかわからなかったことを考えると、どうやら別人が設置した様子。

古茂田がそれに気づかずダイニング部分に入るが、やっぱり誰もおらず、電話が鳴り出す。

思わず古茂田が受話器を取ると、「残念でした古茂田さん。あなたはテストに全て不合格でした。つまり、粛正されるのはあなたです」

という声が聞こえ、同時に仮面の女に襲い掛かられる。よく見ると、その背後ではカメラを構えた登津雄と、その横に真津の姿も。

その後、古茂田の消息は途絶え、宋野夫妻も引っ越したというが、その後の話は【放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人】で。

映像終了後、いつものヒント映像で、引越し後に残されていたコルクボードにテストの結果、パソコンの画面に映る古茂田のテストに関するチャートが流れます。どうせなら、作品中でこっそり見せて欲しかったです。

結局、この放送の時点での真実は、12年前の復讐で、『復讐専門サイト シエロ』のシエロは消息を絶ったいじめグループの『江口』の名前を分解したもの。

管理人の『七川ノラム』は縦にして、裏から見ると、『カミノルマ』になります。いじめ側といじめられる側でサイトを作るということは考えづらく、ここにも意味があるんですが、やっぱり【放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人】で。

仮面の女は嘘の夫婦によるDVを仕立て上げ、古茂田をテスト。テストに失格したため、粛清したらしい。

ただ、本作は【放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人】を観る事で、真相がまるで違う作品になるので、これを観たら【放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人】も観る事をオススメします。

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