【ヘルハウス】


ヘルハウス HDリマスター版 [DVD]

“地獄邸”と呼ばれる古い館を調査するために訪れた科学者、霊能力者たちを襲う怪異現象。

allcinema ONLINEより。

もうすぐ50年を迎える古典ハウスホラー。

億万長者のドゥイッチが買い取ったワケアリ物件を物理学者に調査させるという内容。

物理学者のライオネルは、妻のアン、ドゥイッチが依頼した霊媒師のタナー、20年前の調査で唯一生き残ったフィッシャーとともに屋敷の調査を始める。

舞台となるベラスコ邸では、彼が行方不明になった際、親族たちが虐殺されている上、過去に行われた2度の調査でも8人の死亡者が出ています。

ネットではパクリ対策のフェイクなのか、親族が惨殺された大量の死体を見つけたと書かれていたりもしますが、字幕では親族たちが殺されたことになっていました。

字幕が間違っているのか、親族が見つけたのか、ちょっと確信できません。

館の主であるエメリック・ベラスコは、吠える巨人と呼ばれた2メートルもある大男で、ありとあらゆる悪逆な行為を行っていたらしい。

そんな館で期限は一週間、魂という存在があるのか調べるというのが今回の依頼。

一通り館を見て回り、広間に戻ると、タナーが蓄音機に針を落とすと、ベラスコと思われる男の声で歓迎ともバカにしているともとれるメッセージが流れます。

そして、ライオネルは科学的に、タナーとフィッシャーはそれぞれの霊媒としての能力で調査を開始。

とは言っても、フィッシャーは生き残ったとはいえ、トラウマのようになっているらしく、かなり消極的な様子。

タナーが交霊を試み、ベラスコの息子ダニエルと思われる霊が現れるようになったり、様々な現象が起こるようになります。

一方、物理学者のライオネルは、リバーサーと呼ばれる霊のいる空間をキレイにする空気清浄機みたいな機械で対抗。

藤田和日郎の【双亡亭壊すべし】はこの映画の原作である【地獄の家】にも影響を受けているんですが、トラヴィス・アウグストという科学者は、このライオネルをイメージにしていると思われます。

さすがにリバーサーはまったく別物で、【双亡亭壊すべし】では電撃を操る装置みたいなものになってますが。

ちなみにライオネルの妻のアンは特技があるわけじゃなく、ただの興味本位で来ているので、霊の影響を受ける以外特に何もありません。

そんなこんなで調査という名の霊現象に襲われるだけの宿泊ツアーみたいな展開が続くだけですが、古典と呼ぶべき作品なので当時にしたら割とショッキングなんでしょう。

ただ、この作品の見どころは、クライマックスで真相にたどりついた人物が元凶と対峙する方法。

それはなんと言葉責めによる人格否定。

昔はこの作品も地上波でよく流されていたんですが、近年では放送禁止用語扱いなのか、ピー音だったり、無音になります。

訳し方によっては障がいに対する差別になるからかも。

ただ、この作品の後にも先にも霊に対する手段が人格否定という作品を観た覚えがありません。

エクソシストものなんかで悪魔に命令するとかの言葉責めはありますが、人格否定って……。

そういうシュールと思うような独特過ぎる部分はありますが、全体的にオーソドックスでわかりやすいストーリーなので、楽しめる作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(なんだかんだ言って、何度も観てます)

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