【いけちゃんとぼく】


いつのころからか、いつも一緒に過ごしているよしお(深澤嵐)と謎の生き物いけちゃん。山登りや虫取り、友だちとケンカしたりするとき以外にも、熱が出たときには看病したりと、いけちゃんはいつもよしおのそばに寄り添い彼を見守っていた。やがて、よしおが成長して少年時代が終わろうとするころ、いけちゃんの姿が見えなくなってしまい……。

シネマトゥデイより。

どうせ西原マンガの映画かだしなあとあまり期待せず視聴。

個人的には西原理恵子は『まあじゃんほうろうき』と、『ちくろ幼稚園』を描いただけの口の悪い人という印象しかないので、良い印象を持ってないです。『ぼくんち』や『毎日かあさん』は悪く描いている振りして善人っぽいので、半端な印象を受けるのが嫌。ただの個人的な印象です。

さて、そんな個人的な印象はともかく、謎の生き物? 『いけちゃん』のみCGで後は全部実写なんですが、この『いけちゃん』が可愛い。

1人に1いけちゃん欲しいです。

中の声は蒼井優なんですが、正体を知ってしまうと微妙です。

話自体は主人公よしおがある夏の出来事を通して、成長していく姿を描いています。

このよしお、やたらと利口な感じで変に大人びているせいか、いじめっ子に目をつけられているんですが、やられても大してやり返さず、でも泣かないという不思議な子。

友人ふたりは何かあればすぐ逃げるし、やたらとなついてくる男子はいつも笑っていて気味が悪い。

実際に何かあって相談するのは大体いけちゃんという状態。

いけちゃんは誰かを待ち続けているのはわかっているものの、それ以外は一切謎。なんで一緒にいるのかも、まるでわからないけど、いつもよしおの傍にいて、よしおを見守っている。

慰めようとしてよしおの指を優しくくわえるシーンなど、謎の生き物なのに愛情を感じます。

特に徐々にいけちゃんが見えなくなっていることによしおは気づいておらず、いけちゃんは気づいている状況でも優しく見守るいけちゃんには感動させられました。

クライマックス、いけちゃんの正体がわかった時には納得すると同時に、愛の深さに涙ぐんだくらい。全然他のレビューを読まずに観ていたため、序盤からのコメディ風味に騙されました。

さすがに『ダ・ヴィンチ』の編集長に『絶対泣ける本第1位』に選ばれただけはありますね。

子供でも楽しめますが、この作品の魅力を十二分に味わえるのは、地方出身の大人だと思います。

オープニングで正体ネタバレしてるっていうけど、普通に観てたら気づかなかった……。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(泣かせ映画に踊らされるのは嫌ですが、これは何度も観れる映画)

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