17歳に成長し、ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年7年生となったハリー(ダニエル・ラドクリフ)。
親友のロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共に、宿敵ヴォルデモート卿の魂が宿った分霊箱捜しの旅に出るが、すぐには見つからず、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。
シネマトゥデイより。
【ハリー・ポッター】シリーズの完結編の前編。ダーク・ファンタジーという以前に、もはや完全に大人向けの作品です。
児童文学ものだと、そうそう登場人物が死ぬことはありませんが、完結だからか、レギュラーキャラクターすら、あっさり死にます。下手すれば、
「死んだ」というセリフで終わり
なんて悲惨さ。可哀想で溜りません。
ヴォルデモート率いるデスイーターはすでに魔法省を掌握していて、純血の魔法使い以外を迫害し始めており、勢力を増していった。
一方、ハリーたちの仲間は減っていき、手に入れた『分霊箱』の破壊すらままならない。
精神的にも、肉体的にも追い込まれてきたハリーたちは、『分霊箱』の影響もあり、やがて仲間割れを起こしてしまいます。
その後は淡々と話が続き、あからさまに後編へのつなぎという印象のまま、クライマックスへ。
多少の見どころはありますが、素材を加工するための時間を稼ぐため、前後編に分けたといわれてもしょうがない印象。
もっとも、それだけの映像に仕上がってはいますけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(ストーリー重視の人にとってはダルいかも)
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