一応、シリーズ全部観てはいるんですが、やや忘れかけてます。そして、毎回いじめられた仕返しをするシーンから。ただ、今回は様子が違って仕返しをしようとした途端、空模様が変わり、なんと現れるはずのないディメンターが登場! そんな波乱含みの第5作。
ディメンターに襲われたハリーは、人間界で魔法を使ったことで魔法省に召喚される。しかし、闇の帝王ヴォルデモート復活を認めたくない大臣のファッジは、ホグワーツの校長であるダンブルドアが自分の地位を狙って、ハリーにウソをつかせていると思い込んでいた。
審問を受けたハリーは、ダンブルドアの弁護により懲罰を免れるが、魔法省はダンブルドアとホグワーツの生徒を監視させるため、アンブリッジを派遣。魔法省によるホグワーツ潰しが始まったのだ。
アンブリッジが実践的な授業を廃止し、次々と規則を増やす中、ハリーたちはヴォルデモートと戦うため、ダンブルドア軍団を結成する。
今回はシリーズ通しての転換期だと思う。いままでは忍び寄る闇の帝王から身を守るというスタンスだったのが、運命として受け入れて、戦うための力をつけていこうと決意するポイント。途中で仲間を作る決意はしますが、戦うという決意は、ある出来事が決定的にさせたんでしょうね。
にしても、ハリーポッター。そろそろ本当に厳しいように思います。すでに5作目ですが、以前のシリーズ作品を観ていないとわからないことが多い上、作品として子供向けで始まったはずが、内容的に大人向けに。一番厳しいと思うのがハリーたち。
ダニエル・ラドクリフとか成長し過ぎ。なにしろ開始時は日本で言えば中学生。いまや大学生の年齢で、5年生とかいうわけですからね。小学5年生ではないとはいえ、日本人に5年生と言えば、小学5年生なので、かなりの違和感でしょうね。
そして、今回注目して欲しいのはアンブリッジ。本当に
視野の狭い嫌なおばさん
を演じてくれます。本当にこんな教師が校長になったら、退学しそう。会社の上司だったら多分喧嘩w しかも、行く末も想像はしていたものの、え~っ!ていう感じでした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(シリーズ(最低でも前作)観てるの前提ならこれくらいの評価)
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