両親の死後、親戚の家に預けられたハリー・ポッター少年。そこでは階段下の物置部屋をあてがわれ、何かとこき使われる毎日。
そんなある日、ハリーの11歳の誕生日に一通の手紙が届いた。
中身はなんと、魔法魔術学校の入学許可証だった。
実は、ハリーの両親は優秀な魔法使いだったのだ。
手紙に導かれるままホグワーツ魔法魔術学校にたどり着いたハリーは、さっそく魔法使いになるための勉強を始める。
ロンとハーマイオニーという友達もでき、楽しい毎日を送るハリーだったが、やがて学校に隠された驚くべき秘密に気づくのだった……。
allcinema ONLINEより。
大人気の児童文学を映画化した作品。第1作のこの作品が公開された当時は、誰も同じキャストのまま、10年かけて完結まで撮影されるとは思ってなかったと思います。
なにしろ、小学生が高校生になってしまう年月です。ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフも幼い顔立ちをしています。
1作目の【ハリー・ポッターと賢者の石】では、ハリーの境遇、登場人物の紹介、魔法世界の設定、施設の紹介がメイン。
ただ、この1作目の時点で、『杖』の重要性が語られていたことにビックリ! シリーズ全体でも重要な役割を担ってますが、前振りされていたことに気づいていませんでした。
後に笑いのネタにされやすい帽子による寮分け。どういう順番で行っているのか謎ですが、ハリーだけ、帽子と交渉しています。この辺りからじょじょに特別扱いスタートです。
ホグワーツ魔法学校には寮ごとの採点システムがあり、寮生の言動が点数に影響するんですが、ハリーたちは優遇されがちです。
中盤の見どころになるクィディッチという競技では、ハリーは選手に選ばれながら、観客のように見てるだけ。ピンチになったら、やたらと好戦的になったものの、外部に邪魔をされまくり。
それに気づいたハーマイオニーがとんでもない行動に出ますが、後で問題にならないのが不思議なレベル。
ハーマイオニーって思い込みが激しく、実力行使に出る事が何気に多い気がします。
結構、
グリフィンドールの一年生は危険な連中
が多いです。しかも、ハリーがいるため、主人公補正でめちゃくちゃ優遇されているので、懲りるということを知りません。
逆に可哀想なのがドラコ・マルフォイ。本来ならライバルキャラなんでしょうが、ことあるごとに教師たちにぞんざいに扱われ、減点されていきます。
クィディッチを観戦中、一喜一憂する彼の姿はかわいらしく、正しいことをしたと思っても、ハリーたちは加点され、自分が減点されていったことで、性格がねじ曲がっていったに違いありません。
後半のみどころは当然ながら、『賢者の石』がらみなんですが、大変なように見せて、かなりあっさり進みます。
そして、黒幕が登場するんですが、なんとヴォルデモートに鼻があります。花でなく、鼻。
シリーズ後半では、【ドラゴンボール】のクリリンよろしく、穴はあっても、鼻がないんですけどね。
ラスト、各寮の採点結果の表彰式があるんですが、ここでも酷い主人公補正が。どれくらいえげつないかは観て確認してください。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ぽっちゃり系ネビルが実はおいしい役どころかもしれません。すぐ爆発するけど。)
コメント
ハリポタは初期の方がやっぱ良いですw
まぁ、大きくなったらなったで恋模様とかも
楽しめるので良いですが♡
私はマルフォイの父役のジェイソンが大好きなので、全シリーズ観た!
というのもありますがwww
でも・・・最終章のあの終わり方は・・・
荒すぎ;;;
>♥m i w a♥Love Movie♥さん
こめんとありがとうございます。
前半は良くも悪くも児童文学らしかった
ですが、ファン層が広がるに連れ、
意識し過ぎた感はありますね。