【マーシャルの奇跡】

飛行機事故で選手の大半を亡くした大学アメリカンフットボールチームを再生させるべく奔走する一人の若きコーチとチームの奮闘を描く。

allcinema ONLINEより。

遠征から帰る飛行機が墜落して、選手や、コーチたちスタッフのほとんどを失うことになったマーシャル大学のフットボールチーム。

規則で1年生は試合に出場することが出来ないため、残った選手のうち、試合に出られる選手はたったの3名。コーチたちもまったくいないと言っていい状況です。

普通なら、亡くなったみんなを忘れないために頑張ろうとなるんでしょうが、あまりの被害の大きさに思い出すのがつらいという人々の方が多いため、廃部が検討されてしまいます。

ですが、残された3名の選手のうちのひとりであるネイトが中心となり、会議の場で学長に反対の意志を告げ、存続することに。

ただ、学長もどうしていいかわからず、コーチを探すことから始めるんですが、状況が状況だけになり手がいません。

そんな中、マシュー・マコノヒー演じるジャック・レンゲルというちょっと変わった人物が申し出てきて、疑問を感じながらも学長も承諾。

チームの再建を始めたジャックは、生き残ったコーチのウィリアムを説得し、スカウトを開始するんですが、有望な選手は当然他の大学にとられているので集まりません。

ですが、コーチの無茶振りに対して頑張った学長の功績により、マーシャル大にも追い風が。

そこで視点を変えて集めた選手や、1年生で構成された寄せ集めチームの快進撃が始まるんですが、ここからがあまりにも微妙。

実話をベースにしているため、元々、思い出すのがつらいという人々がいるわけで、そういう人たちは積極的に手伝うわけではないんですよね。

実際、スカウトもしていたウィリアムは、預かった選手たちを全員亡くしたことに責任を感じていて、手伝う期間を1年に区切っていましたし。

フィクションならそういう人たちが気持ちを切り替えて試合に参加したり、試合を見守ったりしていってハッピーエンドとなるんでしょうけど、実話ベースを崩さないと、そこが限界なのかもしれません。

また、遺された選手と試合に出るために集められた選手とで考えに隔たりがあり、軋轢が生まれていきます。

一般的にスポーツ+実話+快進撃という作品はヒットしやすい傾向にありますが、この作品が日本ではビデオスルーなのは、その辺の

感動しづらい

部分にあるような気がします。

正直、見どころは存続の是非を問う会議のシーンと、特例として1年生の参加を求めても却下され続ける学長にジャックがアドバイスをするシーンくらい。

後者はなかなか深い考えで面白いので、ぜひ観ていただきたい。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(快進撃とは言っても、実はそんなに勝ってもいなかったり)

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