1950年代、オブライエン夫妻は3人の息子にも恵まれ、テキサスの小さな町で満ち足りた生活を送っていた。一家の大黒柱の父親（ブラッド・ピット）は西部男らしく子どもたちに厳しく接し、逆に母親（ジェシカ・チャステイン）がすべての愛情を彼らに注ぎ込んでいた。一見幸福そうに見える家族の中で、長男ジャックは孤独を感じ……。
シネマトゥデイより。
話題になった割には人気ないと思っていたんですが、観たら納得の映画でした。
序盤、少しだけ説明的なシーンがあり、その後延々とイメージ映像が流れます。劇場では早送りとか出来ないので、30分くらいには出てしまう人もチラホラいたことでしょう。
正直、この映画を初デートで観に行ったら、その後のテンション低かったに違いありません。138分の映画で
イメージ映像が15分以上
って、どう考えても長いと思うんですよね。その後もしばらく記録映像みたいのが流れるし。
一般的な映画ファンや、デートとか、友達と遊びに行くのに映画を選んだだけの人にはただの苦痛です。
よく売れてきた漫画とかで、セリフなしで絵だけで表現するのがスタイリッシュと思ってるんじゃないかと思うことがありますが、ちょっと読んでみただけの人には意味不明です。
そういうのに似ていて、わかる人だけわかればいいと思われている印象を受けました。
これから観る人は、弟が19歳で死に、父は厳しく、母は聖母のように優しいという1950年代では一般的な家庭だったということを頭に入れたら、チャプター6から見れば充分だと思います。
オススメ度（１０段階）……★★★
（後半からエンディング前までは意外と普通のドラマ）
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