【主人公は僕だった】

国税局の役人ハロルド・クリックは、ある日突然、女の声が聴こえるようになる。その声はハロルド以外には聞こえず、どうやらハロルドの行動や思考に合わせて流れるナレーションのようであった。

もっとも、すべての行動にナレーションがつくわけでもないらしく、まるで全容はつかめない。そんな日々が続いていたハロルドは、ナレーションに耳を疑った。

「このささいな行動が死を招こうとは、彼は知る由もなかった……」

ハロルドは運命を突き止め、生き残ることが出来るのか?

まあ、そんなストーリーです。実はショウビズの紹介で観て以来、すっかり勘違いしていた作品。ミステリーではないので、観てる側は序盤からナレーションの声が誰なのか知っているのですが、てっきりハロルドと声の主のラブストーリーに発展する作品だと思ってました。そう思っていたら、結局声の主と会うのは本当にラストの方。2時間刑事ドラマの真犯人がわかる頃。ヒロインになるのは全然別の女性でした。

ただ、全体的なストーリーとしては、面白いと言えば面白いけど、正直普通。もう少しコメディ映画っぽくして、ハロルドが操られてしまうとか、なんかもうちょいアクシデントがあった方がよかった感じでした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(本当に普通)


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↑このレベルの人が声の主だったらきついだろうなあ

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