突然の悲劇により最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を失ったホリー(ヒラリー・スワンク)。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、ある日1通の手紙が届く。その手紙の差出人は亡き夫だった。それから毎月1日になると、夫から消印のない手紙が届くようになるが……。
シネマトゥデイより。
いやあ、良い映画でした。普段通っているブログで感想書かれているところがほとんどなかったので、イマイチなのかなって思ってましたが、個人的には秀作だと思います。
最愛の夫がいなくなったことで、抜け殻のようになったホリーが、死んだジェリーが生前に準備しておいた手紙に従い、昔の出来事を思い返したりしつつ、立ち直っていきます。その過程で現在にも変化があったりするわけですが、思い出って綺麗だよなあって思わせてくれます。
個人的にはなんで欧米人って魅力的だと思うとすぐにキスしてベッドインまでいけるんだろうとか思うくだりはあったり、ジェリーがなんで死んだのかが序盤で語られず、何かあるのかと思ったら単に病気だったのを語られなかっただけだったりというのが気になりましたが、作品の質とは関係ないので普通に観る分には気にならないかも。
見所はふたりの出会いの公園のシーンのくだり。合成だと思うんですが、一面に広がる綺麗な野原を前に運命の出会いをして、その時の言動がいまへとつながっているというのが感動を誘います。
先に愛する人の死があり、それから立ち直っていく展開も良く、悲恋ものでよくある最後にどちらかが死んで、無理やり泣かすわけではないことも自分の好感が高い理由でもあります。また、それにともなった愛する人が死ぬシーンがないのもいいですね。昨今のとりあえず殺しておくか的な展開は安易過ぎてつまらないので。
夫婦やそれなりに長い期間つきあっている恋人同士にはぜひ観ていただきたい。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ひとり身だと、正直寂しくなるかも……)
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コメント
そうですね。苦笑
この映画は涙もろい方にはお勧めできませんね。 きっと涙で画面が見えなくなってしまいそう。
>しーどさん
感情移入しちゃう人はやばいですねw
ホリーが変なテンションのせいで移入しづらくはありますけど、泣きそうになりました。
寂しさとうらやましさがないまぜでしたし。