【ネバーランド】


ロンドンの劇場で劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)は新作の『リトル・メアリー』の初日を迎えていた。しかし、観客の反応は芳しくなく、翌日の新聞でも、酷評されてしまう。失意の中で日課の散歩に出かけるジェームズ・バリはそこで無邪気に遊んでいる子供を目にする。

シネマトゥデイより。

4人の子持ちの未亡人シルヴィアにケイト・ウィンスレット。無茶します。いまでこそオスカー女優だし、この作品以前にもタイタニックで主演女優賞にノミネートされてますが、当時28歳くらい。さすがに4人の子持ちにしては若過ぎます。まあ、それがいいんですけどね。

父が死んだ際の周囲の言動がトラウマとなっている少年ピーターには、先日のニュースで書いた【ATOM】の声優にもなったフレディ・ハイモア。この作品の翌年には【チャーリーとチョコレート工場】で、再度ジョニー・デップと共演しています。

まるでフレディ・ハイモアのために観たかのようですが、実は【ティンカー・ベル】を観たついでに借りた作品だったりします。『ピーター・パン』を題材にしていて、切り口が違うものという条件で選んでみました。先日の【フック】も同じ条件ですね。

【フック】は大人になってしまった『ピーター・パン』のお話ですが、こちらは作者のジェームズ・バリに視点をおいた実話を基にした作品。

ピーター・パンの話を知っていて観れば、誕生秘話として観れますが、知らないとただの暗い未亡人と劇作家の恋愛モノに見えるかも。

でも、本音を言うと観終わった感想として一番頭に残ったのは、ピーターのキレキャラ具合。どんだけ癇癪持ちなんだというくらい地雷があります。特に『大人の嘘』への過剰反応は凄まじい。さすがピーター・パンのモデルとして、大人になりたくないだけありますね。

見どころはバリがホームパーティーのような状況で、シルヴィアのためにネバーランドを見せるシーン。劇中劇のティンカー・ベルが毒を飲むシーンから流れるようにつながるため、どこか幻想的な感じがしてきます。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(良作ですが、ちょっと淡々としているので、展開にメリハリを求める人には合わないかも)

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