このところ、邦画のホラーや推理モノ(ミステリー、スリラーとも)ではずしまくっているので、ちょっと恋愛モノっぽいものが観たいと思って、他のDVDに収録されていた予告で気になっていた【涙そうそう】を観てみました。
正直、長澤まさみって【タッチ】や【ラフ】のCM観て、そんなに興味湧かなくって、観はじめても長澤まさみだってことに気付かず、普通に観てたんですが、長澤まさみだと気付いた段階で、この映画って沖縄版【みゆき】? って思っちゃいました。
あらすじは、自分の店を持つことを目指して那覇で働く新垣洋太郎のもとへ、高校に合格した妹のカオルがやってきた。
ふたりはそれぞれ父母の連れ子として出会ったのだが、間もなく、父は蒸発し、母も病に倒れてしまったのである。幼い頃だったため、カオルは兄と血がつながっていないことを知らないのだが、洋太郎は母親との約束を胸に、妹を養おうと頑張っていた。
【涙そうそう】というのは沖縄の方言で、『涙がぽろぽろ流れて止まらない様』という意味らしいんですが、自分も最後まで観たら不覚にも泣いてました。比喩でなく。
ネタばらしせずに書くのは難しいのであまり色々と書けませんが、本当に長澤まさみも、妻夫木聡も演技がうまいという感じはしませんでした。前半の長澤まさみにいたっては、「にぃに~」って言うのが凄い違和感を感じさせます。にも関わらず、最後には泣けてしまう。思わず、自分も歳をとったのかなあって思うくらい。
宣伝の文章で「あなたの一番星は誰ですか?」っていう文章があるんですが、まさにその一言に尽きる恋というより愛という言葉が似合う作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(若い人より30越えてる人の方が感情移入しやすいと思う)
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