高校の国語教師・國立国彦(小野賢章)は、クラスで孤立している女子生徒・一宮数美(小宮有紗)に新しい友達ができるまで、彼女の友達になることにする。
四六時中ついて回る一宮に友達作りを促す國立だったが、一宮は全く友達を持とうとしない。
そんな國立の前にツンデレや肉食女子、女王様キャラといった個性豊かな生徒たちが次々と現れる。
シネマトゥデイより。
TOBIによるコミックを原作にした実写映画。
性格に難のある女生徒たちと、彼女たちに好かれる国語教師の國立国彦を描いたラブコメディ。
メインヒロインは、【ラブライブ!サンシャイン!!】の黒澤ダイヤ役で知られる小宮有紗演じる一宮数美。
【ラブライブ!】の声優として有名なんですが、アニメ声優としては、【ラブライブ!】しか出ていないんですけどね。
どちらかというと、声優よりも女優業の実績の方がはるかに多かったりします。
彼女が演じる一宮数美はいつも白衣を着ていて、コミュ障な割には意外と感情豊かな女の子。
他に、教師が好きな恋多き栗原理穂、まじめな委員長の榎本英子、その英子を愛し過ぎる姉の史織が登場します。
一応、国彦が好意を抱いている同僚の古峰小雪も出てきますが、ほとんど出番がありません。
原作だと他にも元教え子の本田保乃香や、古峰小雪の姪の久川響というキャラクターも出てきますが、本作はそこまで進みません。
原作では割といろんな出来事があり、そこからお互いの心を理解していく感じのストーリーが展開されます。
特に一宮はかなりかまってちゃんだし、英子も邦彦が好きなくせに真面目さが邪魔をして、かなりめんどくさい。
しかし、この実写版の場合、
日常に毛が生えた程度の映像ばかり
が続きます。
一宮が軽くかまってちゃんなのと、栗原がひとりだけ芝居がかったビッチなのがめんどくさいですが、原作ほど面倒ではないんですよね。
そのため、毒にも薬にもならない映像が流れ、たまにその演出必要? ってシーンがあるくらい。
多分、作者は嬉しいでしょうし、小宮有紗は色っぽさを感じましたが、原作ファンだとなんだこれ感が強いと思います。
オススメ度(10段階)……★★★
(制服が原作と同じデザインでしたが、驚くほどカラーリングがダサかった)
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