7月24日通りのクリスマス。7月24日通りってなんだろう……? 真夏のクリスマスとか、そんな感じなのかな? そう思っていて観てみました。
観始めての感想……
和製【アメリ】?
長崎で生まれ育った本田サユリは、少女マンガに出てくるような王子様を夢見続けている市役所員。自分の町をポルトガルのリスボンに置き換えてみたり、自分だけの王子様ランキングをつけたりと、空想に浸る日々を送っていた。
そんなサユリの前に、8年前、自分に優しい声をかけてくれて以来、王子様ランキング397週連続トップの先輩、奥田聡史が現れる。
まあ、そんなベタな少女マンガのような定番ストーリー。ただ、主役の中谷美紀&大沢たかおの演技も上手いのですが、周囲を固めている人たちが地味に演技の上手い人が多いです。幼馴染の佐藤隆太や、弟の彼女に上野樹里、父親に小日向文世、父のガールフレンドにYOU。あんまり華がある方たちではないですが、脇を固めるには一流と言っていい役者さんたちだと思います。
もっとも、個人的にツボだったのはサユリの妄想サポーターである謎のポルトガル人親子。要所要所でサユリに対して、「お前なら出来るさ!」って励ますのが途中からクセになってました。
他の方のレビューを見てみると賛否両論のようですが、定番なストーリーなので、目新しさを求めたい人には物足りないかもしれません。
でも、自分としては【アメリ】が好きだったり、【アメリ】に共感したという女性には、ぜひ観ていただきたい映画です。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(前半のモノローグメインに耐えられれば、楽しめると思います)
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コメント
こんなしょうもないネタの為に…。
数年前、偶然劇場で(!)見て脱力したのですが、不思議と印象に残ってる映画です。こういう浮世離れした作品がちゃんと作られるのが即ち文化かも知れません。
でも流石に秀作とまでは思いません(笑)。
>ティーグル・モリオンさん
コメントありがとうございます。
当時はバブルの余韻もあったので、海外に
無意味に行ったり、海外に行きたいから、
そういうシーンが組まれるとかザラでした
からね。
リアルさを求めるタイプではないので、
こういうのもアリかと。