【UDON】


成功を夢見てN.Y.に渡米していた松井香助(ユースケ・サンタマリア)は、挫折したことにより故郷の田舎町に戻ってきた。借金を背負い人生のどん底にいた香助の前に、地元の雑誌社で働く編集者の恭子(小西真奈美)が現れる。香助は恭子や地元の人々と触れ合ううちに地元の名産品である“うどん”の魅力に目覚め始める。

シネマトゥデイより。

後楽園の近くに用事があって、食事が出来るところを探していたところ、『麺通団』といううどん屋が。立ち食いソバみたいなシステムなことを考えると、ちょっと高い感がありましたが、おいしかったので適正価格かも。

で、食べていてふと、「そういえば、【UDON】で『麺通団』ってあったなあ」と観てみました。まあ、実際は逆で『麺通団』あっての【UDON】なんですけどね。

正直、なつかしい。昔を懐かしむような意味ではなく、当時は旬だったけど、いま何やってんだろう的な意味で。

たまに見かけはするけど、売れてはない人ばかり。ただ、讃岐うどんで地域活性というテーマもあったため、なるべく多くの香川県民が登場するのは面白い試みだったと思う。さすがに故人の笠置シヅ子を遺影で登場させるのはやり過ぎだとは思うけど。

本広克行が監督だからなのか、亀山千広が制作総指揮だからなのか、スピンオフな人物がいるのもいつものこと。本作でも【サマータイムマシン・ブルース】の佐々木蔵之介、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、真木よう子、本多力がそれぞれの役で出ていたり、北山雅康が【踊る大捜査線 THE MOVIE】の副総監誘拐犯と同一人物役として出ていたりします。

それにしても、この作品。

現在にも通じる問題を浮き彫りにしている

んですよね。

作品中ではうどんが流行となったことで、望まない結果を生むことになるんですが、現実にもそういうことは多いです。映画だからと思う人が多いと思いますが、目につかないだけで日常茶飯事です。

ラーメンで有名になり、行列が出来てしまったことで近隣の店や住人とトラブルになってしまい、閉店するとか本当に多いですし、対応出来ても味なり、接客なりのレベルが下がるんですよね。

大久保界隈では韓流ファンが集まり、道路がゴミだらけになっても店は何もしないとか、流行ると勉強もせずに営業始めてしまう店とかも出てくるし。

最近ではB級グルメとか言って、B-1グランプリとかやってますが、それで優勝して町興しとかよく聞きます。でも、あれも結局一部を除いて、元祖かどうかで揉めたり、似ても似つかぬ料理なのに、その料理を名乗ったりして、一時的な利益しか生んでいないような気がします。

だいたい、いまのB-1ってまともなキャパシティを越えてしまっているので、知られざる味を広めるというものでもなくなっているんですけどね。

少なくともこの作品を観ると、繁盛するのっていいことばかりじゃないんだなあってわかるので、観ておいて損はないように思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(エンターテイメントとしてはイマイチ)

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