映画プロデューサーのベン(ロバート・デ・ニーロ)が製作、ショーン・ペン(ショーン・ペン)主演の新作映画が特別試写会で大ブーイングを浴びてしまう。カンヌ国際映画祭の開幕上映を2週間後に控え、ベンは監督に再編集を命じなければならない。そんな中、最新作のクランクインが迫り、激太りでひげ面のブルース(ブルース・ウィリス)に役づくりするよう説得しなければならず……。
シネマトゥデイより。
映画プロデューサーのベンを通して、業界の見えないダメな部分を描いているコメディ。
こういった業界モノは基本的に新人が成功していくか、順風満帆にいっていた人間がひょんなことからトラブルに巻き込まれていくのが多いですよね。
ところが、この作品でロバート・デニーロが演じるベンは、終始トラブル続き。むしろトラブルの起きてない時間の方がほとんどない。
気の休まる間もなく、面倒なわがままを皆が言い出す。調停をして、やっと終わったと思えば、それがまた再燃とか。
実際、こんなのあるんだろうなっていう風に思うには思うんですが、逆にトラブルに華がなく、すごく話自体は地味。
ブルース・ウィリスが本人役で出ているんですが、カメオ出演のような扱い。
とにもかくにも
地味
過ぎる。ハチャメチャコメディではなく、どっちかというと風刺コメディなのでしょうがないんですが、まったり観るのが正解かと。
集中して観る感じの作品ではありませんし、これを観て業界の内側がわかることはないと思います。
ただ、ロバート・デニーロを観ていると、役者の悲哀を何故か感じます。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(淡々と続く作品に耐えられるか次第)
《関連リンク》
コメント
わたし枯れ専じゃないけどデニーロになら抱かれてもいい…
デニーロと言えばみんな元気っていう映画を最近見ましたぜよ。
中々よかったです(^o^)b
ミートザペアレンツ3マダー?AA略
これあまり良い評判聞かないですよね~。
劇場に観に行くのを後回しにして、今はDVD借りるのを後回しにしていて、、、未見です。;
評判を聞いていなければ、ジャケ借りしそうなところですけど。。。このへんの歳の方の作品て、、、最近観客の楽しませ方に古さを感じてしまうのですが私だけでしょうか。好きですけど、ジョン・トラボルタとかロビン・ウィリアムスとか。。。笑
>ら氏さん
どうしてもデニーロ観てるとモノマネが
頭に浮かぶw
>愛可さん
コメントありがとうございます。
まあ、難しいところですよね。いわゆる業界
モノの面白さはないし、往年のスターだと
あまり突拍子のないことや、イメージ違う
ことは出来ないですからね。
古さととるか、安定ととるか。結構観る側に
左右されそう。