【史上最高のパンツ一丁男】


ジャック(スティーヴ・バッケン)とその仲間4人組は、異種格闘技の違法試合が見つかり逮捕される。釈放の条件として、彼らはロサンゼルス市警の訓練で誘拐犯役を務めることになるが、ほんの手違いから一般人をさらってきてしまう。誘拐に関してド素人の4人は、人質解放の代わりになぜかアメリカ大統領のストリップを要求し……。

シネマトゥデイより。

2012年の1本目は、おバカコメディから。おバカコメディとは言っても、腹抱えて笑う類ではなく、くだらな過ぎて笑うタイプの作品。

もうオープニングの異種格闘技試合からして、シュール通り越して、「子供かっ!」とツッコミを入れたくなる試合。

たとえば、中国拳法VSコマンドサンボで、中国拳法の使い手が棒術とか言って、棒で一方的にタコ殴りとかならまだよくあるレベル。

まあ、次点としては異種格闘技の異種が別な動物で、猫とネズミを戦わせてましたとかなら、ありえるかもしれないですね。

そこはおバカコメディ。対戦カードが『すし職人VSパラグライダー』、『ボクサーVSスイマー』、『外科医VS内科医』、『催眠術師(サル)VS催眠術師(ニワトリ)』ですよ。最後の催眠術師なんて、異種ですらありません。

観客はリング内で観戦しているし、警察が何度も捕まえに来るし、どれだけアホなのかと。

しかも、全編に渡り、悪徳警部がスポーツチャンバラに使うようなスポンジスティックで叩きまくるんですが、なんか日本のコントっぽい。というか、

【ガキの使いやあらへんで】の劣化版

にしか見えません。そこで調べてみたら、監督のスパイシーマック。日本人のマッチョな監督で、もうひとつの肩書として医者があったり、自分でスタントをするという変わり種。

そもそも、スパイシーマックという名前自体友人に変えさせられたものな上、映画そのものよりも、監督自身のエピソードの方が面白いという逸話付きです。

アメリカとはいえ、隣のヤク中が自室のドアを叩き続けたり、公園で夜中に筋トレしていて、ヤク中が大声で数を数え始めたからといって、熱くなり過ぎて警察を呼ばれたりしません。、

そんなおバカな監督なので、登場人物もほぼ全部バカ。指示通り動いている4人の犯人は、ひとりを除いてまだマシで、丸腰を証明するためだけにパンツ一丁になるココア大好きな交渉人とか、エコとかいう理由で結成された特殊野菜部隊の隊員とかひどいものです。

ちなみにwikipediaではロス市警が真相を隠すために射殺しようとしていることになっていますが、実際は悪徳警部が自分の保身のための行動で、大統領のストリップも要求早々実行されてしまいます。

おかげで実際の本編は各登場人物のエピソードがメインなんですが、まともな人はひとりもいません。特にボクサーはダメ過ぎです。

とてもくだらないのに、何故か目が離せない作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(裕木奈江がカメオ出演となってますが、あれはカメオというよりチョイ役だと思う)

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1件のコメント

  1. ら氏 より:

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    enta_mattari殿!あけおめナリ!そして今年もら氏をよろしくナリよ!(ゝω・)vキャピ

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