売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリム(マイケル・セラ)はゲームやデートに明け暮れていたが、不思議な魅力を持つ女の子ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に出会い、恋に落ちる。しかし彼女には邪悪な元カレが7人もいて、全員を倒さなければ付き合うことができないという。大好きな彼女のため、スコットは次々に現れる元カレたちと対決することになり……。
シネマトゥデイより。
ディズニーのドラマが好きな人や、【キック・アス】とか好きな人ならかなり楽しめそうな作品。
ヘタレなくせに何故かモテる青年が主人公で、夢で見た理想の女性を現実で見つけ、ひと目惚れをしてしまう。
女子高生の彼女と一方的に別れ、さほどの障害もなく、付き合い始めるが、障害は付き合ってからでした。
次々襲い掛かってくる元カレたちですが、アホみたいな超能力や異能を持っている様子。
普通に考えたら一般人は太刀打ちできないハチャメチャな能力ばかりなんですが、なんとこの主人公メチャクチャ強い。
しかも、エンディングを迎えても、
なぜ強いのか一切説明なし!
という潔さ。主人公も元カレも数メートルのジャンプなんて当たり前だし、壁が壊れるくらい吹っ飛ばされてもあまりダメージありません。
全体的に漫画やゲームのような演出が多く、実際ゲームのように倒した元カレがコインになったり、1upアイテムなんてものまで出てきます。
普通の映画なら違和感ありまくりの書き文字が表示される演出までが、なぜか作品に溶け込んでいます。
しっかりしたラブコメや、アクションを求めてる人には合わないかもしれませんが、頭真っ白で見たら凄く面白いと思う。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(主人公が厨2病で嫌な感じを受けるラブコメというのも凄い)
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